WiMAXをおすすめしない理由とは?契約前に知っておきたいポイント

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「WiMAXって本当に使っていて便利なの?」

「おすすめしないっていう記事もよく見かけるけど実際のところWiMAXってどうなの?」

契約件数は3000万件を超えて、モバイルルーター界では圧倒的なシェアを誇るワイマックス。

2021年2月1日からは「WiMAX +5G」の速度制限要件が撤廃、同4月1日からは本家UQ WiMAXが全プラン契約期間なしに変更されるなど、使いやすさが目まぐるしく進化しています。

しかし、やはり個人のニーズによっては「WiMAXをおすすめ出来ない」ケースがあるということも事実です。

本記事ではWiMAXをおすすめできない人の特徴を踏まえて、どんな人であればWiMAXを契約しても後悔しないかを中心にご説明いたします。

ぜひ最後までご覧ください!

この記事の執筆・監修者
Kawamura top R

河村亮介(カワムラリョウスケ)

回線系記事監修者/WEBライター

大手公式サイトでの記事執筆経験他、回線系記事の執筆監修を手がける。利用者のニーズに沿ったサービス提案が得意。通信費用の削減・節約を進めたい。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。キーボードマニア。

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AiR-WiFi Magazineは株式会社FREEDiVEが提供している通信サービス( AiR-WiFi,MUGEN WiFi,5G CONNECT,CLOUD AIR-PAD)を広告(PR)として紹介している箇所がございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。

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WiMAXとは?

まずはWiMAXについて確認していきましょう。

WiMAX(ワイマックス)とはUQコミュニケーションズ株式会社が提供する専用端末を利用したインターネット接続サービスです。

WiMAXの変遷

  • 2009年7月1日|WiMAXサービス提供開始
  • 2013年10月31日|WiMAX2+サービス提供開始
  • 2014年|キャリアアグリゲーションを導入し下り最大220Mbpsを達成
  • 2015年|契約者数1,000万件突破
  • 2017年|基地局数が30,000局突破
  • 2020年|基地局数が40,000局突破
  • 2020年|契約者数が3,000万件突破
  • 2021年4月8日|WiMAX +5Gリリース
  • 2021年12月|auスマートバリュー/UQモバイル自宅セット割インターネットコースにWiMAX +5Gが対象となる
  • 2022年2月1日|WiMAX +5Gの速度制限要件を撤廃
  • 2023年6月1日|5G SAに対応した端末をリリースし、理論値最大速度が4.2Gbpsとなる

参考リンク

WiMAXは2009年にスタートし、2013年に「WiMAX2+」、2021年に「WiMAX +5G」 をリリースしており、登場から10年以上が経過した今でもサービスのアップデートを繰り返しています。

WiMAX2+は「屋内で繋がりにくい電波を使用している」ことで思うように通信速度が出ない、遅いと言った口コミが目立っており、直近3日間で10GB以上通信すると速度制限が課せられる仕様も手伝って決して手放しに「おすすめできる」サービスとは言えませんでした。

そのデメリットを全て解消してリリースされたのが「WiMAX +5G」です。

直近3日間の速度制限要件がないことで「実質パケット無制限のような感覚」で利用可能で、WiMAX2+で利用していたメイン回線よりも屋内でつながりやすい「au4GLTE」が標準で利用できるため、地下鉄やビル、自宅内でも速度低下や繋がらないといったことがほとんど無くなったのです。

加えて、今後エリアが拡大してく「au 5G」にも全端末で対応して、最新端末では5G SAにも対応しているため、今後ますます人気が高まっていくと筆者は考えています。

Kawamura top R河村

WiMAXの進化は目を見張るものがあります…!!!

WiMAXをおすすめしない4つの理由

一見「良いことづくめ」のように思えるWiMAX +5Gですが、利用する人によってはおすすめ出来ない場合も当然あります。

ここではWiMAXをおすすめできない理由について見ていきましょう。

WiMAXをおすすめしない4つの理由
  1. 公称されている速度は出ない
  2. どのプロバイダーを選んだら良いか分かりにくい
  3. 端末費用が高く分割払いをしている場合、端末残債の支払いが発生
  4. 月額費用が高い

1.公称されている速度は出ない|理論値速度と実測通信速度の差が大きい

WiMAX +5Gの理論値速度は端末によって異なります。

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機種名称X12X11SCR01L13L12
画像NUS white frontSCR01ZBR white frontL12
製造元NECNECサムスンZTENEC
発売日2023年6月1日2021年10月15日2021年4月8日2023年6月1日2021年11月5日
最大通信速度
(下り/上り)
3.9Gbps/183Mbps2.7Gbps/183Mbps2.2Gbps/183Mbps4.2Gbps/286Mbps2.7Gbps/183Mbps
参考:WiMAXのおすすめ端末は?5G対応のホームルーター/モバイルルーターを比較!

※WiMAXはご自身の希望に応じてモバイルルーター(ポケット型Wi-Fi)端末とホームルーター端末のいずれかで利用することが可能

このように発売日が新しい端末であれば下り最大通信速度が「4.2Gbps」となっており、光回線の理論値速度(1Gbps)を大きく上回っています。

しかし、実際に利用してみるとこの速度は出ません。

実際のWiMAX +5Gの速度を見ていきましょう。

スクロールできます
機種名実測値目安|下り/上り
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR0162.14Mbps /13.2Mbps
Speed Wi-Fi 5G X1149.98Mbps /8.86Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L1243.09Mbps /8.19Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L1187.96Mbps /14.24Mbps
実測値はみんそくを参考。最新端末についてはデータなし。

このように実際の通信速度は理論値速度からは大きくかけ離れていることがわかります。

光回線の実測値は理論値(1Gbps)の約30%ほど(下り上り共に300Mbps程度)となっている一方で、WiMAX +5Gは理論値速度(下り2.7Gbps /上り183Mbps)と比較すると実測値は低速となっていることがお分かりいただけるでしょう。

理論値速度実測値実測値/理論値(%)
下り2.7Gbps62.14Mbps 2%
上り183Mbps13.2Mbps7%
速度数値は上記表のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiを参考

もちろん、実測値は利用する時間帯や電波状況などのさまざまな要因で変わるため一概には言えませんが、下り通信速度が100Mbps程度とするのであれば理論値の4%程度しか速度が出ないのです。

よって、「光回線よりも高速通信を期待」している場合ががっかりする結果になるでしょう。

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ただし、Zoom会議で必要とされる通信速度は下り上り3Mbps程度、YouTubeの4K動画視聴には25Mbps程度しか必要がないため、遅いといってもそこまで不自由に思うことはないでしょう。

2.どのプロバイダーを選んだら良いか分かりにくい

〇〇WiMAXというWEB広告を見かける機会は多いのではないでしょう?

実はWiMAXサービスは本家UQコミュニケーションズ株式会社が提供する「UQ WiMAX」以外にも数多くのサービスが存在します。

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WiMAXプロバイダー
  1. UQ WiMAX
  2. KDDI(auのホームルーター/モバイルルーター5Gプラン)
  3. GMOとくとくBB
  4. BIGLOBE
  5. カシモWiMAX
  6. BroadWiMAX(ブロードワイマックス)
  7. hi-ho WiMAX
  8. Vision WiMAX
  9. YAMADA WiMAX
  10. BIC WiMAX
  11. KT WiMAX など

これらサービス品質は全てUQ WiMAXに準じているため、サービス名が変わったところで速度が遅い・利用できる内容が異なるということはありません。

〇〇WiMAXという名称で販売している事業者は、UQ WiMAXの商材を仕入れて販売しており、「販売代理店」と呼ばれます。

サービス内容については「セット割」や「プラスエリアモードの費用」以外は全て本家UQ WiMAXと同様です。

本家と異なるのは「契約期間」「解約違約金」「月額費用」「キャンペーン内容」となっています。

やはり販売代理店は契約件数を伸ばすのが目的となっているため、常に月額費用の安さやキャンペーンでしのぎを削っており、非常に短いスパンで提供する内容が変わってしまいます。

この競争の結果、利用を検討している人にとっては「どのWiMAXプロバイダーがお得か分からない」という問題が発生している状況となっているのです。

この「ややこしさ」はWiMAXをおすすめできない大きな理由の一つでしょう。

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選びにくさについては、専門家である私がニーズによって最適なWiMAXプロバイダーを提案しています。

3.端末費用がかかり中途解約時には端末残債の精算が必要

2022年7月1日に施行された改正電気事業通信法を受けて、ほとんどのWiMAXプロバイダーは端末費用がユーザー負担となりました。

その一方で、契約期間内の解約で発生する解約違約金上限が、月額料金の1ヶ月分を目安とすることが規定されたのです。

中途解約時の高額な契約解除料の支払いがなくなった点は利用者にとっては大きなメリットとなりました。

サービス名契約期間解約違約金端末費用キャンペーン
UQ WiMAX 0
※新端末対応
なしなし27,720円(税込)公式オンラインショップ
申し込みで特別割引
BIGLOBE WiMAX +5G 0なしなし21,912円(税込)913円(税込)×24ヶ月分割引
→実質無料
カシモWiMAX 0
※新端末対応
なしなし27,720円(税込)770円(税込)×36ヶ月分割引(クレカ払いのみ)
→実質無料
BroadWiMAX
※新端末対応DXプラン
なし/24ヶ月一律3,883円(税込)31,680円(税込)なし
GMOとくとくBB 0
※新端末対応
なしなし27,720円(税込)なし
5G CONNECT最低利用期間3ヶ月 or 2年間一律4,400円(税込)レンタル/850円(税込)/月*なし
WiMAX+5G対応プランのみに限定 *端末代金は2年契約プランの場合、特別割引で相殺されます。

このように「5G CONNECT」の「契約期間縛りなしプラン」以外は全て端末費用が自己負担となっています。

中には分割で支払っている端末費用分を月額費用から毎月差し引いてくれる割引施策を実施しているプロバイダーもありますが、結局のところ「中途解約すると端末残債の支払い」が発生してしまうのです。

結局のところ、「端末は購入する」こととなったため、中途解約時には端末費用の精算は避けられません。

WiMAX +5G対応おすすめ機種はこちら▷▷

4.月額料金が高い

WiMAXは決して月額費用が安いサービスとは言えません。

確かに「パケット無制限のような感覚で利用できる」のは大きな魅力ですが、パケット上限のあるモバイルルーターサービスの方が安価で利用できるのは事実です。

モバイルルーター界隈でも多くのシェアを誇る「AiR-WiFi」「MugenWiFi」と「UQ WiMAX 0」を比較してみましょう。

UQ WiMAXAiR-WiFiMugenWiFi
月額費用4,268円(税込)*3,278円(税込)〜3,718円(税込)
パケット上限なし100GB /月100GB /月
契約期間なしなし/1年2年
端末費用21,780円(税込)無料
(レンタル)
1年以内の解約:2,970円(税込)
無料
(レンタル)
2年以内の解約:3,300円(税込)
※WiMAX5G割適用後。〜13ヶ月間682円(税込)/月割引

このように、月間100GB程度のパケット上限であれば月額3,000円から4,000円程度で利用できるのに対して、UQ WiMAXは割引なしで月額5,000円程度の出費になります。

実質パケット無制限というのは非常に魅力的ですが、ご自身がそれほどデータ通信を行わないのであれば他のサービスを検討した方がより安価に済むでしょう。

ただし、自宅で固定回線の代わり=ホームルーターとして利用するのであれば大容量通信を行う可能性が高まるため、WiMAX+5Gを選んだ方がお得と言えます。

デメリットを踏まえてWiMAXをおすすめできる人は?

ここまででWiMAX +5Gをおすすめしないポイントについてお話してきました。

おすすめできないポイントをもう一度おさらいしましょう。

WiMAXをおすすめしない4つの理由
  1. 公称されている速度は出ない
  2. どのプロバイダーを選んだら良いか分かりにくい
  3. 端末費用が高く分割払いをしている場合、端末残債の支払いが発生
  4. 月額費用が高い

これらのマイナスポイントを踏まえた上で、どういった人にWiMAX +5Gが適しているのかお伝えしていきます。

WiMAXをおすすめできる方の特徴
  1. 実質パケット無制限で思い切りインターネットを楽しみたい方
  2. 光回線の代わりになるサービスを探している方
  3. 通信速度の速い工事不要Wi-Fiがいい方
  4. 通信エリアが広いサービスがいい方
  5. ホームルーターでも持ち運べるサービスがいい方

1.実質パケット無制限で思い切りインターネットを楽しみたい方

WiMAX +5Gは「実質パケット無制限のようなサービス」を探している方におすすめです。

執筆時時点では「本当の意味でパケット無制限で利用できるサービス」は存在しません。

これはモバイル回線だけでなく、固定回線を含めての話です。

実際に「パケット無制限」「データ通信量無制限」と表記されることが非常に多い通信界隈ですが、必ずと言っていいほど下記のような注釈がつきます。

大容量通信によって著しくネットワークを占有する場合は速度制限を設ける場合がございます。

これは携帯電話キャリアのパケット無制限プランに関しても同様の記載があるというのはご存知でない方も多くいらっしゃるでしょう。

問題はこの「大容量通信」がどの程度を指すか明確になっていないという点です。

WiMAX +5Gに関して私が検証したところ、1日あたり10GB利用、7日間連続で70GB以上使用しても通信速度制限はかかりませんでした。

いわゆる定型文言的な「大容量通信を行なった場合、混雑時間帯のみ速度制限をかける場合がある」と言われているものの、一般的な利用方法であればWiMAX +5Gを利用していて速度制限の対象になることはまずないと考えていただいても問題ないです。

「持ち運びができるモバイルルーター」で「実質パケット無制限」で提供しているライバルとして「ドコモ5Gギガホプレミア」が挙げられます。

UQ WiMAX5Gギガホプレミア
月額費用4,268円(税込)*7,315円(税込)
端末費用27,720円(税込)|一括
770円(税込)|36回払い
(最新端末の場合)
96,800円(税込)|一括
2,688円(税込)|36回払い
(最新端末の場合)
月間パケット上限なしなし
※WiMAX +5G割(▲682円(税込)×13ヶ月割引)適用

このように同じパケット無制限でも月額費用、端末費用でこれだけの違いがあるのです。

ドコモ5Gギガホプレミアの方が「プラチナバンド」に標準で対応しているため屋内でのつながりやすさに関してはドコモに軍配が上がりますが、それでも費用面で見れば圧倒的にWiMAX +5Gの方がお得というのが見て取れます。

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例としてUQ WiMAXを挙げましたが、端末費用がかからずに同額で利用できる「5G CONNECT」もあるため、さらにお得に利用できる可能性があります。

2.光回線の代わりになるサービスを探している方

WiMAXはホームルーター端末もリリースしているため、固定回線の代わりとして利用することができます。

最近では光回線でも通信速度が出にくい「VDSL回線」が導入されているマンション向けとして「ホームルーターサービス」が脚光を浴びているのはご存知でしょうか?

NURO WIRELESS 5Gは「ローカル5G」の仕組みを用いて「実質パケット無制限」を実現し、これらの代替となるポジションを狙っている他、ドコモからは「home5Gプラン」、au「ホームルーター5G」、ソフトバンク「ソフトバンクエアー」など有名各社がこぞって新サービスをリリースしており、2022年はますます盛り上がりを見せるでしょう。

こう言った背景もあり、WiMAX +5Gも固定回線の代用のポジションを狙うべく「速度制限を撤廃した」という背景があります。

ホームルーター=「置くだけWi-Fi」は工事不要で、コンセントに差して設置するだけですぐにインターネット環境が手に入るという大きなメリットとなっており、光回線のような工事待機期間や解約時の撤去費用等がかからないのが魅力です。

ホームルーターサービスは下記記事で比較しているためぜひご一読ください。

3.通信速度の速い工事不要Wi-Fiがいい方

WiMAXをおすすめしない理由の一つとして「公称値よりも実測速度が圧倒的に遅い」ことを挙げましたが、これはあくまでも理論値と比較しての値です。

モバイルルーターの中でWiMAX +5Gは圧倒的な速さを誇ります。

他社モバイルルーターのレンタルサービスでは下り速度が20ー30Mbps程度しか出ないのに対して、WiMAX +5Gは下り60ー100Mbps程度の速度で通信することができるのです。

速度の速さで選ぶのであれば多少月額料金は高額となりますが、WiMAX +5Gを選ぶべきでしょう。

4.通信エリアが広いサービスがいい方

WiMAX +5Gは通信可能エリアが非常に広くなっています。

旧サービス「WiMAX2+」は標準では「WiMAX2+回線」しか利用できません。

カバーエリアは全国となっていますが、大手キャリアのカバーエリアほど広くなく電波が届きにくい場所がまだ多く存在します。

加えて、屋内でつながりにくい電波特性も手伝って決して「カバーエリアが広い」「繋がりやすい」とは言えません。

そこをカバーするために「auの回線網」を利用できるLTEオプション=ハイスピードプラスエリアモードを利用するケースが多くありました。

しかし、このモードは一度オンにすると解除できず、月間7GB以上利用すると月末まで解除できない128kbpsの速度制限がかかる大きなデメリットが存在するのです。

その点、WiMAX +5Gでは「オプションなし」でau4GLTE/au5G回線を利用できるようになったため、カバーエリアが格段に広がりました。

WiMAX+5GWiMAX2+

スタンダードモード
対応周波数
上限なし
WiMAX2+:Band41
au LTE:Band1/3
au 5G:N78
上限なし
WiMAX2+:Band41のみ
(ハイスピード)プラス
エリアモード
月間データ容量
30GB
上記に加えて
au LTE:Band18/26
7GB
上記に加えて
au LTE:Band18/26
プラスエリアモード/
ハイスピード
プラスエリアモード
月間データ容量超過時に
速度制限がかかるモード
プラスエリアモードのみ
スタンダードモードでは
制限なし
ハイスピードモード
ハイスピードプラスエリアモード

よって、カバーエリアの広さを求めているのであればWiMAX +5Gはぴったりなサービスと言えます。

5.ホームルーターでも持ち運べるサービスがいい方

WiMAX +5Gは他社と異なってホームルーター端末が住所に紐づいていないことで、唯一「ホームルーターも持ち運べる」サービスです*。

※ただし、UQ WiMAXホームルータープランを契約してそのSIMカードをモバイルルーター端末に挿入しても利用できない。その逆は可能

持ち運び可能
  • WiMAX +5G
持ち運び不可
  • ドコモ|home5Gプラン
  • au|ホームルーター5G
  • ソフトバンク|ソフトバンクエアー
  • SONY|NURO WIRELESS 5G

WiMAX +5G以外のホームルーターサービスはどれも「契約先住所に端末が紐づいている」ことで、契約先住所以外では利用できない仕様となっています。

また、NURO WIRELESS 5Gは「ローカル5G」の仕組みを用いている関係上、指定エリア内でないと使えないため他のホームルーターとは別の理由で持ち運べない形です。

持ち運びに不向きなホームルーターですが、普段は自宅で利用していて出張の時のみ持ち出すような使い方もWiMAX +5Gであれば実現可能なのです。

後悔しないWiMAXプロバイダーの選び方

WiMAXサービスは、すべてUQコミュニケーションズ株式会社が提供しており、どのプロバイダーを利用しても回線品質や提供エリアについて変わりありません。

しかし、料金や契約期間、キャンペーンなどは大きく異なっているため、もっともお得なサービスを選ぶためにはそれらの比較が必要となっています。

ここでは、後悔しないWiMAXプロバイダーの選びからについて説明していきましょう。

WiMAXプロバイダーの選び方
  1. キャンペーン内容で選ぶ
  2. 実質月額料金で選ぶ
  3. 店頭契約の可否で選ぶ

キャンペーン内容で選ぶ

まずは、WiMAXプロバイダーが実施しているキャンペーンを見ましょう。

最も多く実施されているキャンペーンは「キャッシュバックキャンペーン」です。

新規契約時や、他社から乗り換えた場合に高額キャッシュバックを受け取れる事業者もあるため、金額や受け取り方法などをよく確認すべきです。

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GMOとくとくBB 0では、新規・他社からの乗り換えの両方でお得なキャンペーンを実施していることが多いですのでチェックしてみてください。

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実質月額料金で選ぶ

続いて注目したいのが「実質月額料金」がどのくらいになっているかです。

WiMAXプロバイダーは、月額料金だけでなく、キャンペーン内容や契約期間、端末費用や分割払いの期間についても大きく異なっているため、単純に比較することが非常に難しくなっています。

そこで有効なのが「実質月額料金」での比較です。

月額料金のみを比較しても、総額料金を比較すると最安ではない場合が多くあるため、注意しましょう。

当サイトでは、37ヶ月間の合計金額を算出し、1ヶ月あたりの金額を算出することで、WiMAXプロバイダーの料金比較を行っています。

実質月額料金の計算式

  • [契約事務手数料+初期費用+端末代金+初月月額料金+(月額料金×36ヶ月)]÷37

実質月額料金をもとにしたWiMAXプロバイダーおすすめランキングはこちらからご覧くいださい。

店頭契約の可否で選ぶ

WiMAXは「店舗」や「インターネットの公式サイト」で契約手続きを行うことで利用することが可能です。

実は、店舗で契約できるWiMAXプロバイダーはそれほど多くありません。

店舗契約が可能なWiMAXプロバイダー
  • UQ WiMAX
  • au ホームルータープラン5G
  • au モバイルルーター5G
  • Yamada Air Mobile
  • BIC WiMAX
  • エディオン WiMAX

など

やはり最も申し込みやすいのは「UQ WiMAX」でしょう。

そのほか、大手家電量販店がプロバイダーとして提供しているサービスも店頭で契約することが可能です。

ただし、傾向としてはインターネット上の公式サイトから契約申し込みをした方が安い場合が多いため、よく検討してください。

特徴別おすすめWiMAXプロバイダーは?

エアワイファイマガジンでは、WiMAXプロバイダーサービスの特徴によって、あなたに最適なサービスをご提案することができます。

WiMAX +5Gおすすめサービス

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カシモWiMAX|キャンペーンなしでもシンプルに安い

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詳細については下記記事も合わせてご覧ください。

まとめ

以上、WiMAXをおすすめしない理由について解説してきました。

WiMAXをおすすめしない4つの理由
  1. 公称されている速度は出ない
  2. どのプロバイダーを選んだら良いか分かりにくい
  3. 端末費用が高く分割払いをしている場合、端末残債の支払いが発生
  4. 月額費用が高い

このようにWiMAXには明確な「おすすめできない理由」が存在します。

その一方で、他のサービスと比較すると「WiMAX +5Gがいかに優れているか」というのが見えてくるのも事実です。

今後、au 5Gのエリア拡大が進んでいくのと合わせてさらに使いやすくなることが期待できる「WiMAX +5G」。

この記事をきっかけに興味を持っていただければ幸いです。

Kawamura top R河村

あなたにぴったりのWiMAXプロバイダー選びをお手伝いさせてください!

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この記事を書いた人

河村亮介のアバター 河村亮介 GreenEchoe Studio代表

キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通し大手公式メディアへの寄稿など幅広いメディアでの執筆監修を手掛ける。キーボードマニア。GreenEchoesStudio代表。
(著者プロフィールは下記リンクからご覧いただけます)

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