ATab-1採用！CLOUD AiR-PADレビュー｜ビジネスでも使えるクラウドSIMタブレット端末

タブレット端末は、スマホよりも大画面でかつパソコンよりも軽量で起動も速いため、ビジネスシーンでの業務効率化に用いられるシーンが多くなってきています。

最近では、キャッシュレス決済端末としても活用される機会が増えてきていることもあり、眼にする機会が多くなってきているため、ビジネスでの活用を検討している企業も多いことでしょう。

そこでおすすめしたいのが、株式会社FREEDiVEが提供する「CLOUD AiR-PAD」です。

「CLOUD AiR-PAD」は、クラウドSIMの仕組みを用いたタブレット端末となっており、タブレットとしてもモバイルルーターとしても利用できるのが最大の魅力と言えるでしょう。

本記事では、活用方法を含めて、CLOUD AiR-PADの魅力についてレビューしていきます。

本記事は、株式会社FREEDiVEからの依頼を受けて、GreenEchoes Studioが記事の構成・執筆を担当しております。それに伴い、CLOUD AiR-PADについてはGreenEchoes Studioが株式会社FREEDiVEから無償で貸与されました。本記事にはアフィリエイトリンクが含まれており、株式会社FREEDiVEとGreenEchoes Studioの双方が報酬を受け取る場合がございます。あらかじめご了承ください。

CLOUD AiR-PADのデメリット

やはり、製品を導入する前に一番確認したいのが、他社製品と比較してのデメリットではないでしょうか。

まず先に、CLOUD AiR-PADのデメリットについてみていきましょう。

動画撮影の際のピント性能がいまひとつ

CLOUD AiR-PADの動画撮影性能ですが、決して高性能とは言えません。

撮影自体は問題ありませんが、近接する物体の奥行きに付いてオートピント機能が敏感に反応してしまうため、タブレット自体を動かす撮影方法ではピントが定まりにくい可能性があります。

ただし、遠景の撮影や簡易的な撮影では大きな問題にはならないため、それほど気にしなくても良いでしょう。

内蔵メモリ・内蔵ストレージが小さい

CLOUD AiR-PADは、内蔵メモリが4GB、内蔵ストレージが64GBと、最近のタブレットと比較すると若干スペックとしては劣ってしまうのは事実です。

ただし、ストレージに関してはmicroSDカードで拡張することが可能となっており、昨今主流となってきているクラウド上でのストレージ管理をベースとするのであれば気になることは少ないでしょう。

ベゼル幅が広い

最近のAndroid OSを搭載したタブレット端末や、iPadと比較すると、CLOUD AiR-PADのベゼルの広さは少々気になる方も多いことでしょう。

専用の画面保護フィルムや本体保護カバーがない

残念ながら、現時点でCLOUD AiR-PAD専用の画面保護フィルムや保護カバーは用意されていません。

端末に関しては、不測の事態に備えるためにも、10インチ対応の汎用品を用意すべきでしょう。

※フィッティングについては保証いたしかねますのでご了承ください。

CLOUD AiR-PADのメリット

続いて、CLOUD AiR-PADのメリットについてもみていきましょう。

タブレットとしてもモバイルルーターとしても利用可能

CLOUD AiR-PADの最大の特徴は、タブレットとしてもモバイルルーターとしても利用することが可能ということです。

タブレットとしての活用に関しては、他社製品とは異なり、インターネット接続込みでの契約となっているため、別途SIMカードを契約せず、外部Wi-Fiを利用しなくても、タブレット単体でどこでもインターネット接続を用いてタブレットを利用することができます。

また、タブレットのインターネット共有機能（アクセスポイント機能）をオンにしてテザリングを利用すれば、スマホやパソコンでもインターネットを利用することができるのです。

これは他社製品にはない大きな魅力と言えるでしょう。

大画面液晶で活用場面が広い

CLOUD AiR-PADは、10インチ液晶を搭載しているため、より多くの情報を表示することが可能です。

iPad mini（8.4インチ）と比較しても、大画面なのがお分かりいただけるでしょう。

ノートパソコンと比較すると小回りが効く

CLOUD AiR-PADはサイズが小さく、持ち運びの際も嵩張りません。

上記写真のように、13インチのMacbookと比較しても非常に小さいことがわかります。

スペック詳細

内容物

内容物は、電源アダプター、充電用ケーブル、SIMピン、ユーザーガイド、本体となっています。

画面保護フィルムなどは同梱されていません。

外観レビュー

それでは外観をみていきましょう。

本体サイズは245.44mm×168.13mm×9.9mmとなっており、一般的な10インチタブレットとほぼ同じ大きさです。

10.9インチのiPad Air（2022年3月発売）のサイズが247.6mm×178.5mm×6.1ｍｍですので、iPad Airよりも若干縦長のシルエットとなっています。

バッテリーは5000mAhとなっており、最大約15時間の連続使用、最大約550時間の連続待受が可能です。

同梱のアダプターを用いると、約3時間20分でフル充電となります。（0％→100％）

本体右側面に、ボリュームコントロールボタン、電源ボタンがあります。

ボリュームを下げるボタンと電源ボタンの同時押しで、スクリーンショットが撮影できます。

本体左背面には800万画素のメインカメラ、イヤフォンジャック、充電コネクタ（USB Type-C）が備わっています。

インカメラは200万画素です。

本体上面には、SIMカードスロットが搭載されています。

nanoSIMカードが2枚搭載できるデュアルSIM仕様となっており、microSD使用時は1枚となる排他的仕様です。

本体下面には接触タイプの充電コネクタがありますが、現時点でドックなどのオプションは用意されていません。

タブレットの大きさ【10インチサイズの実寸】

iPad miniとの比較

このように、iPad miniと比較すると、CLOUD AiR-PADの方が一回り大きいのがわかります。

	縦	横
CLOUD AiR-PAD	168.13mm	245.44mm
iPad mini	134.8mm	195.4mm
差	33.33mm	50.04mm

カメラの性能について

静止画の撮影

アウトカメラで撮影しました。

ピント性能やホワイトバランス等、大きな問題はありません。

カメラアプリも重くなるような現象は見られませんでした。

動画撮影

動画撮影に関しては、前述したように、近接したものに対してのオートピント調整機能が敏感となっており、ピントのズレが目立ちます。

遠景の撮影であれば大きな問題にはならないでしょう。

CLOUD AiR-PADタブレットを使ってできること

ここからは、実際にCLOUD AiR-PADを使ってどんなことができるかを紹介していきましょう。

電子書籍リーダーとして漫画や本を読む

Kindleアプリを用いて表示してみました。

文字数が多い漫画も大画面タブレットであれば拡大なしで快適に閲覧することができます。

使用したアプリ

動画・音楽・ゲーム

このように、動画再生や音楽再生などにも問題なく利用することができます。

動画再生に関しては、大画面の恩恵でより鮮明に見れるだけでなく、バッテリー容量が大きいことから、映画などの長編物でもバッテリー残量を気にすることなく視聴することができるでしょう。

もちろん、負荷量の大きくないゲームもプレイ可能です。

タッチペンを使用してイラストを描く

汎用のタッチペンを使用すれば、写真のような文字を書くことも可能です。

絵を本格的に描く方であれば、10インチサイズの汎用ペーパーライクフィルムを貼るとペン先の滑りが良くなるでしょう。

使用したアプリ

簡易的な動画の編集を行う

CLOUD AiR-PADでは、簡易的な動画編集も可能です。

写真のように、簡単な動画のトリミングや切り抜きであれば、動画をパソコンに取り込まなくても編集することが可能です。

使用したアプリ

カーナビの代用として地図アプリを見る

CLOUD AiR-PADは、Wi-Fiがなくてもインターネット接続ができるため、カーナビとしても使用することができます。

通常、タブレットをカーナビとして利用するためには、スマホの電波をテザリングで接続して利用することが多くありますが、やはりパケット通信量が心配なことに加えて、接続する手間がかかります。

その点、CLOUD AiR-PADであれば、月間100GBの大容量通信が可能となっているため、パケット通信量を気にせずに利用することができるでしょう。

使用したアプリ

カメラモニターとしてとして活用

CLOUD AiR-PADは、カメラモニターとしても使用可能です。

最近のデジタルカメラでは、撮影前に本体液晶で撮る前の構図を確認できるものが多くあります。

ただし、本体の液晶は3インチ程度と小さいため、どこにピントが合っているかわかりにくいというのも事実です。

写真のように、CLOUD AiR-PADをモニターとして利用すれば、大画面の特性を生かして満足できる写真を撮ることができるでしょう。

また、カメラ本体にWi-Fi接続での写真転送機能がついている場合では、CLOUD AiR-PADとテザリングすることで、外出先でもデータ通信量を気にすることなく写真を転送することが可能になります。

使用したアプリ

Zoomを使ってWEB会議に参加する

CLOUD AiR-PADは、もちろんWEB会議でも使用することができます。

パソコンでの会議とは異なり、エクセルなどのデータを画面共有して相手に表示したりすることは苦手ですが、会議へ参加するだけの用途であれば問題なく利用することが可能です。

使用したアプリ

ノートパソコンのサブモニターとして利用する

CLOUD AiR-PADは、特定のアプリをインストールすることで、パソコンのサブモニターとして利用することも可能です。

写真では、タブレットスタンドを使用する方法と、「WING BINDER」を利用する方法の2種類で試してみました。

特にノートパソコンと組み合わせて使用する場合では、メインモニターにWEB会議画面を表示させて、CLOUD AiR-PADにプレゼン用の資料を表示させて確認しながら行う、などの用途で役に立ちそうです。

また、画面を「拡張」ではなく「複製（ミラーリング）」として使用すれば、商談の際のプレゼン用端末としても活躍するでしょう。

サブモニターとして利用するには、専用アプリのインストールが必要です。また、アプリの性質上、若干レイテンシーが発生する点はご了承ください。

使用したアプリ

※WIndows /Mac対応。利用するにはタブレット側とパソコン側にアプリのインストールが必要です。

キーボードとマウスをBluetooth接続してパソコンの代わりとして使う

CLOUD AiR-PADは、外付けのBluetoothマウスとキーボードを接続することで、簡易パソコンとしても利用可能です。

写真のような英語キーボードを使用する場合は、日本語ー英数切り替えは[shift + space]で行います。日本語配列のキーボードであっても多くのものはWindows/Mac用に設計されているため、一部キートップの印字と操作が異なる可能性があるので注意しましょう。

使用した機材

• キーボード：Lofree Flow
• マウス：Kensinton Pro Fit Ergo Vertical Wireless Trackball

建築現場での作業確認用途として使う

また、CLOUD AiR-PADは、建築現場でも活躍します。

現場写真を撮影してクラウド上にアップロードして本社と共有したり、実際の現場で工程表を出して確認、見積書をクライアントに提示することも可能です。

株式会社FREEDiVEでは、建築現場のDX化を推進する株式会社CONOCと提携しています。導入について興味がある企業様に関しては是非お問い合わせください。

まとめ

以上、CLOUD AiR-PADのレビューをお伝えしてきました。

iPadなどと比較するとタブレット自体のスペックは少々劣りますが、レビューで使用していて「動作が遅い」などのストレスを感じることは全くありませんでした。

端末購入からクラウドSIMの利用までをワンストップで契約できる簡便さも魅力ですし、複数台契約で1台あたりの利用料金が大幅割引となる点も見逃せません。

このようにCLOUD AiR-PADは、タブレット端末を用いてDX化を推進しようと考えている企業にとって非常におすすめできる商品と言えます。

この機会に是非、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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