WiMAX 2+とWiMAX +5Gの違いについて専門家が解説!
WiMAX +5Gが気になっていらっしゃいますね?
2021年4月からWiMAXもついに「5G対応」となり、「WiMAX+5G」としてデビューしました。
2022年2月1日から「3日間の通信量超過による通信速度制限」も撤廃されたため、「実質パケット無制限のような感覚で利用できるサービス」に生まれ変わったと言っても差し支えないでしょう。
パケット無制限みたいに使えるのはいいね!
でも5Gエリア展開もまだなのに高い料金を払って契約する意味なんてあるの?
そんな厳しい声が聞かれているのも事実です。
本記事では、注目されていない「WiMAX +5Gの本当のメリット」をそれまでに提供されていた「WiMAX 2+」との違いを踏まえて解説していきます。
クラウドSIMを取り扱うAiR-WiFiの最大のライバルなので気になります!
ライバルのメリット・デメリットをわかりやすく解説していきますね。
AiR-WiFi Magazineは株式会社FREEDiVEが提供している通信サービス( AiR-WiFi,MUGEN WiFi,5G CONNECT,CLOUD AIR-PAD)を広告(PR)として紹介している箇所がございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。
プラン詳細はこちら▷▷
サービス名 | プラン名 | 月間データ上限 | 月額料金 | サポート | 支払い方法 | 契約期間 | 端末代金 | 海外利用 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AiR-WiFi | らくらくプラン | 100GB | 3,828円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 20GB | 2,948円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 50GB | 3,278円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | 5Gホームルータープラン | 実質無制限 | 5,280円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし(無料レンタル) | × |
WiMAX +5Gは何が違う?WiMAX 2+と比較して見えてくるメリット
一言で言うと WiMAX +5Gって WiMAX 2+と何が違うの?
WiMAX +5GはWiMAX 2+と比べて屋内でも格段に繋がりやすくなったことが決定的な違いです。
また、3日間のパケット上限が撤廃されたのも大きな違いでしょう。
WiMAX +5Gは WiMAX 2+(ワイマックス2プラス)と比較して下記のようなメリットがあります。
- 3日間制限が撤廃された
- 屋内でも繋がりやすい回線が無料で使えるようになった
- 5Gエリア内では光回線をも上回るスペックになった
- UQモバイル/auとのセット割対象サービスとなった
実は「5Gに対応した」ことはそこまで大きなメリットではないのです。
直近3日間の合計パケット通信量超過による速度制限が撤廃
2022年2月1日からWiMAX +5Gの「3日間制限」が撤廃されました。
より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
<お知らせ>
https://www.uqwimax.jp/wimax/plan/note/5g_speedlimit_15/
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
よって、WiMAX 2+と比較するとWiMAX +5Gは「事実上パケット無制限のような感覚で利用できるサービス」となったと言えます。
au 4G LTEメイン回線がオプションなしで使えるため屋内で繋がりやすくなった
WiMAX +5G | WiMAX 2+ | |
---|---|---|
スタンダードモード/ ハイスピードモード 対応周波数 | WiMAX 2+:Band41 au LTE:Band1/3 au 5G:N78 | 上限なしWiMAX 2+:Band41のみ | 上限なし
ハイスピードモード/ ハイスピードプラス エリアモード 月間データ容量 | 30GB 上記に加えて au LTE:Band18/26 | 7GB 上記に加えて au LTE:Band18/26 |
プラスエリアモード/ ハイスピード プラスエリアモード 月間データ容量超過時に 速度制限がかかるモード | プラスエリアモードのみ スタンダードモードでは 制限なし | ハイスピードモード ハイスピードプラスエリアモード |
WiMAX +5Gは、WiMAX 2+に比べて屋内での繋がりやすさ・速度が劇的に改善しました。
WiMAX 2+を使っていたけども、まったく電波が入らなくて解約したわ…だからもう契約しない。
ツイッターなどでWiMAXについて検索すると、やはり「遅い」「繋がらない」などのネガティブコメントが非常に多くみられます。
まぁそもそもSNSはネガティブな発信が多いのであまり鵜呑みにはしてはいけませんが…それでも多いですね。
WiMAX 2+が酷評されるのは「屋内で繋がりにくい電波のみ」を使って通信しているからに他なりません。
電波特性についての詳細
周波数帯 | 特性 | 使用事業者 |
---|---|---|
超高周波数 3.7GHz~ | 特に電波の直進性が強く 屋内で繋がりにくい/速度は速い | WiMAX +5G (au5G) |
高周波数 2.3~3.7GHz | 電波の直進性が強く 屋内で繋がりにくい/速度は速い | WiMAX 2+ ドコモ au ソフトバンク ワイモバイル |
中周波数 1.5-2.1GHz | 高周波数と低周波数の中間の 性質を持つ | ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル |
低周波数 700-900MHz | 屋内でも回り込みがあるため 繋がりやすい/速度は遅い | ドコモ au ソフトバンク |
WiMAX 2+はBand41(2.5GHz)という帯域を使っており、この電波は高速通信ができる一方で、建物などの遮蔽物に反射しやすいという特性があります。
WiMAX 2+は全国の基地局数は4万を超えており、カバーエリアこそ広いですがこの電波特性によって屋内では繋がりにくいと言う致命的な弱点がネック。
窓辺に置いて改善するケースもありますが、そもそも集合住宅やビル街、地下鉄などでは電波そのものが入らないケースも多いです。
その点、WiMAX +5GはWiMAX 2+回線に比べると屋内でも繋がりやすい特性を持ったauのメイン回線が「標準で」使うことが出来ます。
WiMAX 2+では屋内での繋がりやすさをカバーするために、月額1,100円の「ハイスピードプラスエリアモード」オプションを追加することでauのメイン回線(屋内でも繋がりやすいプラチナバンド)での通信が可能でしたが、月間7GB以上通信すると通常モードでも強い速度制限がかかりまったく使えない状態になってしまっていました。
WiMAX +5Gでも「プラスエリアモード」は同様に月額1,100円(税込)のオプションですが、月間15GBに上限がアップし、上限まで使っても「スタンダードモード」では速度制限の対象にはならない仕様になったためさらに使いやすく改良されています。
2022年12月1日から既存のWiMAX 2+回線が5Gへ転用されるのに伴い、WiMAX 2+回線の受信最大速度が440Mbpsから220Mbpsへ半減されることもアナウンスされているため、これから契約するのであればWiMAX +5Gにすべきでしょう。
引用:UQ WiMAX
5G回線を使えば下り4.2Gbpsの高速通信が可能なスペック
WiMAX +5G | WiMAX 2+ | |
---|---|---|
最高通信速度 (理論値) | 3.9Gbps(X12) 4.2Gbps(HOME L13など) | 1.0Gbps |
WiMAX +5Gの理論値最大通信速度はなんと4Gbps超え!
一般的に普及している光回線の理論最大通信速度は1Gbpsとなっているため、単純に倍の速度で通信できることとなります。
しかしながら、これらの値は全て「理論値」となっており、光回線の実測値は200-300Mbps程度です。
WiMAX +5Gについては、非5Gエリアでも下り100Mbps程度出るケースもあるため、今後5Gエリアが拡大してきた際にはさらに使いやすくなることでしょう。
最近機種変した5G対応のWiMAXモバイルルータの通信速度を試す。
— とし@NEXT 8/21甲府戦(DAZN視聴) (@scr_kansen_love) August 7, 2021
自宅は5Gエリア外だけど、エリア内(NR化)とされる近所の公園で測定してみたところ、明らかに以前のよりは速度が出ていて応答も速い。
・・・俺、モデルナ製(1回目)のをキメてるけど、sub6かミリ波じゃないとダメなん?(違) pic.twitter.com/2KfN5qxBGH
UQモバイル/auとのセット割の対象サービスとなった
2021年12月から、UQモバイル「自宅セット割インターネットコース」au「auスマートバリュー」の組み合わせによる割引対象サービスにWiMAX +5Gが追加されました。
これによってUQモバイル/auユーザーであれば月々の携帯電話料金が割引になるほか、WiMAX +5Gのプラスエリアモードが無料になる、プラスエリアモードのパケット上限が30GBに増量するなどの特典が付与されます。
auスマートフォンを利用している方
auスマートバリュー適用
▲1,100円(税込)※最大
auスマホから割引
WiMAX +5Gのプラスエリアモード利用料金が無料(通常1,100円(税込))
WiMAX +5Gのプラスエリアモードパケット上限が30GBへ増量(通常15GB)
UQモバイルスマートフォンを利用している方
自宅セット割インターネットコース適用
▲1,100円(税込)※最大
UQmobileスマホから割引
WiMAX +5Gのプラスエリアモード利用料金が無料(通常1,100円(税込))
WiMAX +5Gのプラスエリアモードパケット上限が30GBへ増量*(通常15GB)
※新端末(L13/X12)が利用できる新プランでは、あらかじめプラスエリアモードの上限が30GBとなっています。
WiMAX +5Gを契約する前に知っておきたい3つのデメリット
WiMAX +5Gがすごく使いやすくなったのは分かったけど、なんかデメリットあるんじゃないの…?
強いて言えば月額料金が若干上がるということがデメリットでしょう。
- 5Gエリアが狭く5Gエリアが限定的
- 月額料金が若干上がる
一番気になるところは「月額料金が上がる」という点です。
一方で、今後はWiMAX 2+のメイン回線帯域が5Gへ転用し、最大通信速度が440Mbps→220Mbpsへ引き下げされることが発表されているため、今後はWiMAX +5Gが主流となることが考えられます。
今契約するならWiMAX +5G一択です。
5Gエリアはまだ限定的で4G通信が多い|利用可能エリアは狭いため高速化の恩恵は受けにくい
WiMAX +5Gはau 5G回線を利用しての通信が可能ですが、au 5G回線エリアの展開は十分ではありません。
よって、WiMAX +5Gでの通信は従来と同じくWiMAX 2+回線と、WiMAX +5Gから新たに利用できるようになった「au 4G LTE回線(Band1/3)」の「WiMAX 4G回線メイン」での通信となっているのです。
徐々にau 5G回線のエリアは拡大してきており、徐々に5Gの恩恵を受けることができるようになるでしょう。
ミリ波|28GHz帯の周波数。400MHzの帯域幅で高速・大容量通信が可能。
sub6|3.7/4GHz帯の周波数。それぞれ100MHzの帯域幅で高速・大容量通信が可能。
NR化|4G LTEの周波数。NR規格を適用して5Gに利用。既存の基地局設備を活用することで、より早く5Gエリア化が可能。
https://www.au.com/mobile/area/5g/
2023年6月1日から、最新端末で5G SAへの対応が始まったため、さらに快適に利用できるエリアが拡大しました。
プラン詳細はこちら▷▷
サービス名 | プラン名 | 月間データ上限 | 月額料金 | サポート | 支払い方法 | 契約期間 | 端末代金 | 海外利用 |
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AiR-WiFi | らくらくプラン | 100GB | 3,828円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 20GB | 2,948円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 50GB | 3,278円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | 5Gホームルータープラン | 実質無制限 | 5,280円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし(無料レンタル) | × |
5G SAを利用するためには、Seed Wi-Fi 5G X12もしくはSpeed Wi-Fi HOME 5G L13を選ぶ必要があります。
機種名称 | Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Galaxy 5G Mobile Wi-FiSCR01 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
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画像 | ||||||
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | NECプラットフォームズ株式会社 | サムスン | ZTE Corporation | NECプラットフォームズ株式会社 | ZTE Corporation |
発売日 | 2023年6月1日 | 2021年10月15日 | 2021年4月8日 | 2023年6月1日 | 2021年11月5日 | 2021年6月4日 |
最大通信速度 (下り/上り) | 3.9Gbps/183Mbps | 2.7Gbps/183Mbps | 2.2Gbps/183Mbps | 4.2Gbps/286Mbps | 2.7Gbps/183Mbps | 2.7Gbps/183Mbps |
連続通信時間 | 約10時間 | 約8時間 | 約16時間 | – | – | – |
重量 | 約174g | 約174g | 約203g | 約635g | 約446g | 約599g |
同時接続台数 | 最大17台* ※有線接続含む | 最大17台* ※有線接続含む | 最大10台 | 最大34台 | 最大40台 | 最大30台 |
対応無線LAN規格 | Wi-Fi6対応 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) | Wi-Fi6対応 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) | Wi-Fi5対応(5GHzのみ) IEEE802.11 a/n/ac(5GHz) IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) | Wi-Fi6対応 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) | Wi-Fi6対応 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) | Wi-Fi6対応 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz) |
WiMAX2+ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
au5G | ◯(Sub6/NR化/5G SA) | ◯(Sub6/NR化) | ◯(sub6) | ◯(Sub6/NR化/5G SA) | ◯(sub6/NR化) | ◯(sub6) |
au4GLTE | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
対応通信技術 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
本体価格* | 27,720円(税込) | 21,780円(税込) | 21,780円(税込) | 27,720円(税込) | 21,780円(税込) | 21,780円(税込) |
WiMAX +5Gを利用していて、エリアマップ上で5G回線のエリア外だっとしても大きな問題はありません。
WiMAX +5Gは4G回線でも十分高速通信が可能です。
月額料金が月額500円程度値上げされたため WiMAX 2+より高額
WiMAXは本家UQWiMAXをはじめ、さまざまなプロバイダーから「〇〇WiMAX」という名称で発売されています。
それらのサービスはWiMAX 2+と比較すると月額500円ほどの値上げとなっているところがほとんどです。
UQWiMAXの「ギガ放題プラス」の料金表を見てみましょう。
ギガ放題プラスS | ギガ放題 WiMAX 2+プラン (新規申込終了) | |
---|---|---|
月額費用 | 4,950円(税込) | 4,268円(税込) |
キャンペーン | WiMAX +5G割 (契約後13ヶ月間) ▲682円(税込) | なし |
合計金額 | 4,268円(税込) | 4,268円(税込) |
このように「WiMAX +5G割」で契約後13ヶ月間は月額682円(税込)の割引となるため、WiMAX 2+と同額で使用できますが、その後は月額4,950円と値上がりしてしまいます。
ただし、 WiMAX +5Gには「実質パケット無制限」という大きなメリットがあります。多少高くても3日間で10GB制限がないのは価格相応の恩恵が受けられるでしょう。
WiMAXプロバイダーの中でUQ WiMAXは、実店舗サポートを受けることができる分、若干高額です。
より安くWiMAX +5Gを利用したい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
まとめ
以上、WiMAX +5GとWiMAX 2+の違いと、おすすめのWiMAX +5G対応サービスについて説明してきました。
現在では既にWiMAX 2+の新規申込受付は終了しているため、これから契約するのであればWiMAX +5Gとなります。
やはり実質パケット無制限のような感覚で利用できるのはこれまでのWiMAX 2+とは一線を画するサービスと言えるでしょう。
ぜひ利用を検討してみてください!
WiMAXはどのプロバイダーでも回線品質は一緒です。
しかし、月額料金やキャンペーンなどを踏まえた実質月額料金は大きく異なります。
おすすめのWiMAXプロバイダーは下記記事でも紹介しているのでぜひご覧ください!
WiMAX +5Gの疑問点を解決!よくある質問とその答え
そもそも「5G(ファイブジー)」ってなんのこと?
- そもそも「5G(ファイブジー)」ってなんのこと?
-
5G(ファイブジー)とは第5世代移動通信システム=5th Generationの略称で従来の規格である「4G(ヨンジー、フォージー)」よりも高速通信が可能となっている次世代の通信規格を指します。
5G(ファイブジー)の特徴は3つあります。
高速・大容量
5Gは4Gと比較すると通信速度が20倍(1Gbps→20Gbps)となります。
データ送受信量が大きくなることで高画質映像が楽しめる、マルチアングルでVR(バーチャルリアリティー)のような迫力ある3D映像も楽しむことができるでしょう。
低遅延
5Gは4Gと比較すると、データ遅延が10分の1(10ms→1ms)に縮小されます。映像と音声の送れが解消することで、遠隔医療でのロボット手術など緻密な動きが求められる場面でさらに高度なことが出来るようになります。
同時多接続
5Gは4Gと比較すると、同時に接続できる台数が10倍(10万台/平方キロメートル→100万台/平方キロメートル)になります。
ポケット型WiFiで聞く「5GHz」と「5G」は何が違うの?
- ポケット型WiFiで聞く「5GHz」と「5G」は何が違うの?
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5GHzはポケット型WiFiから発する周波数帯域を指すのに対して、5Gは第5世代移動通信システムを指します。
ポケット型WiFiには「2.4GHz」と「5GHz」「6GHz」の3種類の発する周波数帯域があります。
スクロールできますWi-Fi規格 新名称 策定時期 最大通信速度 周波数帯 IEEE 802.11a – 1999年10月 54Mbps 5GHz IEEE 802.11b – 1999年10月 11Mbps 2.4GHz IEEE 802.11g – 2003年6月 54Mbps 2.4GHz IEEE 802.11n Wi-Fi4 2009年9月 600Mbps 2.4GHz/5GHz IEEE 802.11ac Wi-Fi5 2013年12月 6.9Gbps 5GHz IEEE 802.11ax Wi-Fi6 2019年9月 9.6Gbps 2.4GHz/5GHz IEEE 802.11ax Wi-Fi6E 2020年1月 9.6Gbps 2.4GHz/5GHz
6GHz参考:https://greenwaves.jp/wifi/about-wifi/ 「5GHz」はポケット型WiFiから発する電波というのに対して、5Gは屋外から電波塔を介して送受信する「通信方式」のことを指すため明確な違いがあります。
WiMAX 2+とWiMAX +5Gの一番の違いは何?
- WiMAX 2+とWiMAX +5Gの違いは何?
-
WiMAX 2+とWiMAX +5Gの違いでは、WiMAX +5Gでは標準でau 4G LTE回線(Band1/3)が使用できるようになったことで屋内での通信速度が大幅に改善されたことに加えて、WiMAX +5Gで「3日間制限」が撤廃されたことで「事実上パケット無制限のような感覚で利用できるようになったこと」が挙げられます。