AiR-WiFi（ポケット型WiFi法人契約プラン）を実際に利用してみた感想を株式会社ABABAへインタビューさせていただきました

最近では、働き方改革や新型感染症による社会情勢を受けて、これまでの出社を基本とする勤務形態の他にも、様々な働き方が生まれてきています。

その中で注目されているのが「リモートワーク」です。

全国各地を営業で飛び回る方や、在宅を基本として働く方など、リモートワークの中でも様々な勤務形態が存在します。

そんな働き方を実現するために必要なのが「ノートパソコン」と「インターネット環境」でしょう。

株式会社FREEDiVEでは、法人契約のポケット型Wi-Fiレンタルサービスを展開しており、多くの企業に利用されています。

今回は、利用企業の一つである「株式会社ABABA」の家城（いえき）真志様に、実際の利用状況インタビューした内容をご紹介しましょう。

これからポケット型Wi-Fiの利用をご検討されている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

法人契約モバイルルーターの実際の利用状況についてのインタビュー

それでは実際のインタビューについてみていきましょう。

インタビュアーは株式会社FREEDiVE山本氏、インタビュイーは株式会社ABABAでセールス部門マネージャーをされている家城真志様です。

インタビューにお答えいただいた株式会社ABABA 家城様におかれましては、この場を借りて御礼申し上げます。

インタビュー内の敬称は省略させていただいております。

法人契約のモバイルルーターが必要となった理由

山本：御社でモバイルルーターが必要になった背景や経緯についてお聞かせください。

家城：弊社では、基本的には1カ所のオフィスで仕事を行っていますが、外部での営業活動を行う機会もあります。やはり、営業先で仕事を行うにあたって、パソコンと通信環境は必須です。こうした背景があり、出先でも仕事を可能にするために通信手段の確保が必須となった結果、より情報管理の面で安全性が高いモバイルルーターの利用を検討することになりました。

株式会社ABABAは、新卒のダイレクトリクルーティングを中心に事業展開をしている会社です。

オフィス以外で仕事を行う機会もあるとのことで、パソコン1台で営業の仕事を行うためにも通信環境が必須という背景から、導入に至ったとのことでした。

法人契約のモバイルルーターの具体的な用途について

山本：御社での具体的なモバイルルーターの利用用途について教えてください。

家城：利用用途は、主にオフィス以外でのオンラインで行う商談の際で利用するビデオチャットでの利用が多いです。また、ビデオチャット以外の業務でも機密性の高い顧客情報を取り扱うという側面もあり、セキュリティとリテラシーを重視するため、可能な限りオープンなフリーWiFiの利用を制限しています。

株式会社ABABAでの利用用途は、オンラインビデオチャットが主ということでした。

Zoomでの複数人でのグループチャットを行う場合、2.6 Mbps / 1.8 Mbps（上り / 下り）の通信速度要件となっています*。

通信速度は利用時間帯や環境などの複数要因で大きく変化しますが、「みんなのネット回線速度」では、この要件を十分満たしているため、安心してお使いいただけます。

※720p HD の場合。情報参照元：Zoom公式

1日の利用スケジュール

山本：御社でのモバイルルーターの利用スケジュールについて教えてください。

家城：出社してから退社するまではほぼずっと電源を入れて利用しています。

株式会社ABABAでは、社の方針として、機密情報を取り扱う業務の性質上、セキュリティ面を考慮してセキュアではないフリーWiFiの利用を禁止しているとのことです。

やはり、誰もが簡単に接続できるフリーWiFiは決して安全とは言い切れず、無線LANルーターのプライバシーセパレーター機能がオフになっている場合では、第三者が閲覧できてしまう状況にもなります。

一方、モバイルルーターであれば、所有者以外が接続することは難しいため、外出先で機密性の高い情報を取り扱う上では必須といえるでしょう。

フリーWiFiや他の通信サービス比較したAiR-WiFiの使い勝手について

山本：フリーWiFiや他社の通信サービスと、弊社提供のモバイルルーターの使用感の違いについて教えてください。

家城：通信の安定性など、質的な部分での通信の安定性を感じました。また、いわゆる「田舎」でも電波がよかったです。

特に通信の質でご満足いただけた様子でした。

AiR-WiFiは、「クラウドSIM」という仕組みを採用しており、その場所で最適な電波を自動で選択して通信を行う仕組みとなっており、カバーエリアが広いのが最大の特徴となっています。

そのため、単一の電波では通信しにくい山間部や郊外などの「田舎」と呼ばれるエリアでも、安定した通信を提供することが可能です。

AIR-WiFiを選んだ理由

山本： AiR-WiFiを導入したきっかけを教えてください。

家城：他社とも検討していましたが、カスタマーサポートからの連絡が早かったことが選んだ理由の一つです。

この他にも、契約ハードルが低い、費用面で安価で利用できる、導入までのスピードが速い、カスタマーサポートの対応が速いなどのご意見も聞かせていただきました。

やはり、契約ハードルが低いという点は、ご好評いただいている部分です。

AiR-WiFiでは、「10日間お試しモニター」制度を導入しており、電波状況や通信環境などに応じて、導入先で問題なく利用できるかどうかを、無料でお試しいただけます。

実際にAiR-WiFiを導入して良かったメリット

ここでは、インタビューを通して伺った、AiR-WiFiを利用して良かったと感じる点についてまとめました。

これまでの質問の回答のまとめとなりますが、ご満足いただけた部分が多かったようです。

AiR-WiFiを使ってみての不満やデメリット

ここからは、 AiR-WiFiを使ってみて感じたデメリットについて紹介します。

月間100GBで本当に足りる？

株式会社ABABAのように、オンラインでの商談が多い企業様で導入されるケースが多くあります。

やはり「オンラインでの商談がどのくらいできるか」という部分を具体的にイメージした方が、月間100GBで足りるのかどうかという判断基準になるでしょう。

「Zoom」を用いた際の通信量の目安は下記のとおりです。

この数値を見て、「足りない」と感じた際には、月間パケット通信量が実質無制限で利用できる「5G CONNECT」もご検討ください。

AiR-WiFi端末「GlocalMe U3」について

AiR-WiFiでは、クラウドSIMの仕組みを利用するために、uCloudlink社のブランドであるGlocalMe U3を採用しています。

液晶画面付きの「G4」という端末もありますが、バッテリー消費量が大きくなる点や速度面で若干の不安があるため、U3を採用しているという経緯があるのです。

クラウドSIMの仕組みとしては、クラウド上にあるSIMカード情報をダウンロードしてきて本体に保存して通信を行うという仕組みをとっているため、電源投入から利用できるようになるまでに約3分程度時間がかかってしまいます。

クラウドSIMの仕組み上、避け難い仕様となっているため、ご利用前に事前に電源を投入していただくなどの工夫を凝らしていただければ幸いです。

また、電源オンオフの確認については、側面の電源ボタンを一回押すと、本体のLEDインジケーターが点灯するようになっていますので、ご確認ください。

操作方法などの写真付きの簡易資料の添付については、今後検討して参ります。

契約後のサポートについて

カスタマーサポートに関しては、今後コールセンターの開設も検討している段階とのことです。

また、追加注文の際には、追加注文フォームを用意するなど、より分かりやすいような仕組みを構築して行くとのことで、株式会社FREEDiVEから回答が得られました。

AiR-WiFiはどんな企業におすすめできますか？

山本：御社での利用経験を踏まえて、AiR-WiFiをどんな企業におすすめしたいですか？

家城：やはり、スタートアップで外回り中心のベンチャー企業に紹介したいです。具体的には、出先でパソコンを開くことが多い業種、プレゼンテーションを頻回に行う方などにおすすめしたいと思います。また、上京してきたばかりで起業したい方にもおすすめしたいですね。

家城さんのお知り合いでも、上京後に通信環境が欲しい、起業を目指しているお知り合いの方に実際に紹介していただいているとのことでした。

やはり、自宅に固定回線を引くよりも、申し込んで届いたらすぐに利用できる点は、モバイルルーターの利点でしょう。

また、いつでもどこでもインターネット接続ができる点も便利なポイントですね。

今後の展望について

山本：今後、御社ではAiR-WiFiをどういった形で使っていきたいですか？

家城：まずは、一人に一台ずつ行き渡るようにしたいと考えています。そうすることで、全社員が出先で商談できる環境を整えていきたいです。さらには、オンでもオフでも利用できるように、福利厚生の一環として、AiR-WiFiを活用できるようにしていきたいと思います。

福利厚生の一環として、通信環境を用意するというのは、斬新な試みだと感じました。

現代においてはインターネット環境は、電気水道といったライフラインに匹敵するものになりつつあると考えています。

オフでも利用できるようにすることで、社員皆さんの月々の通信費の節約につながるのも非常に良い点だと思いました。

株式会社ABABA概要

法人名	株式会社ABABA
法人番号	1-1209-0104-3381
有料職業紹介事業許可番号	27 – ユ – 303945
代表者名	久保駿貴、中井達也
資本金	29,750,000円
創業	2020年10月
事業概要	新卒向けダイレクトリクルーティングサービス
連絡先	info@hr-ababa.com
WEBサイト	https://hr.ababa.co.jp/ababa
所在地	〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-28-2　WORK COURT 渋谷松濤
本店	〒565-0874大阪府吹田市古江台3-1-3-306

企業沿革

2020 / 10	大阪府吹田市にて株式会社ABABAを創業 2020年度スタートアップ・イニシャルプログラムOSAKA アクセラレータープログラムに採択
2020 / 11	採用できなかった学生を企業間で推薦し合うプラットフォーム ABABAをリリース 2020年度 岡山イノベーションコンテストにてABABAがグランプリを受賞
2020 / 12	第２回 立命館大学総長ピッチコンテストにて、「総長賞」「オーディエンス賞」を受賞
2021 / 01	第２回 立命館大学総長ピッチコンテストにて、「総長賞」「オーディエンス賞」を受賞
2021 / 02	第17回キャンパスベンチャーグランプリ（CVG）全国大会で最優秀賞を獲得し、「経済産業大臣賞」を受賞
2021 / 04	ABABAの学生ユーザーが1000名、企業ユーザーが100社を突破
	NEXs Tokyoモデル事業創出プログラムに採択
2021 / 07	ＮＴＴドコモ・ベンチャーズが提供する伴走型インキュベーションプログラム第5期に採択
	第５回価値デザインコンテストでSDGs日本賞を受賞
2021 / 12	第15回ビジネスプランコンテスト　ドリームDASH！で優勝
2021 / 12	金の卵発掘プロジェクト2021で「審査員特別賞」を受賞

企業コンセプト

不採用後も、企業（人事）と学生の関係性を良好で継続的なものに

彼は出会った時からずっと「俺はD社にいく。D社に一生を捧げる」と宣言していましたが、最終面接で落ちた途端に「もう二度とあそこが宣伝してる商品は買わない」とまで言うように。

ここで「面接で落ちてしまうとそれっきり」という課題に気が付き、「不採用後も企業(人事)と学生の関係性を良好で継続的なものにしたい」という想いでABABAを開発しました。

https://hr.ababa.co.jp/ababa

まとめ

以上、株式会社ABABAへの AiR-WiFi使用感のインタビュー内容についてお伝えしてきました。

具体的な利用方法や、利用していく上での課題を御社に置き換えることで、今後の検討材料にしていただければ幸いです。

ご検討中の企業様に関しては、ぜひ公式サイトや解説記事をご覧いただければ幸いです。

過去のインタビューはこちら▷▷