ポケット型WiFi法人契約のデータ通信量の目安は?用途別に選び方を解説

この記事は、eSIMの仕組みや使い方、利用時の注意点を整理することを主目的とした解説記事です。記事内では、運営元に関連する商品・サービスに触れる場合があります。
法人向けポケット型Wi-Fiを選ぶときに困るのが「月間どれくらいの通信量は必要か?」ということではないでしょうか?
やはり在宅勤務用で利用するのか、営業職が外出先での商談で利用するのかによっても必要データ通信量が異なってきてしまうため選びにくいという状況があるのです。
本記事では法人向けポケット型Wi-Fiの月間データ通信量の目安を利用シーン別に解説していきます。
必要なデータ容量が分かると、20GB・50GB・100GBのポケット型WiFiで足りるのか、実質無制限感覚で使えるWiMAX +5Gやホームルーターを検討すべきか判断しやすくなります。
ぜひ最後までご覧ください!

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法人向けポケット型Wi-Fiの使用シーン
法人契約で利用するポケット型Wi-Fiの利用シーンは下記の4つが想定されます。
- 完全在宅勤務でZoom会議を用いて社内連絡や商談、リモートデスクトップを使う
- 外回りの営業職が訪問でのアポイント先での商談時にPC操作のための活用、または出先での空き時間に社内サーバーアクセスやインターネットでの情報収集を行う
- 固定回線がない職場のメイン回線として利用
- 固定回線のバックアップ用として使用
必要なデータ容量は、利用人数だけでなく、通信する時間と業務内容によって変わります。
複数人で使う場合も、短時間のメール確認が中心なのか、毎日オンライン会議をするのかで必要量は異なります。
まずは現在の端末の利用量を確認し、新たに増える業務を加えて見積もりましょう。
容量不足を避ける余裕は必要ですが、用途に対して大きすぎるプランを選ぶと固定費が増えるため、使い方に合わせた判断が大切です。
【利用シーン別】1日のデータ通信量目安をシミュレーション
ここからは利用シーン別に下記4パターンのデータ通信量目安をシミュレーションしていきます。
- 完全テレワーク:~130GB/月
- 営業職の外回りで利用:~50GB/月
- 固定回線の代用として利用:~120GB/月
- 固定回線のバックアップ用として利用:0GB~
| 主な用途 | 通信量の傾向 | 容量選びの目安 |
|---|---|---|
| メール・チャット | 少ない | 20GBから検討 |
| Web閲覧・クラウド業務 | 少~中 | 20GB・50GB |
| 外出先でのオンライン会議 | 多い | 50GB・100GB |
| 写真・資料の送受信 | 中~多 | 50GB・100GB |
| 動画・CADデータ | 多い | 100GB以上・大容量回線 |
| 複数人で共有 | 多い | ホームルーター・WiMAX+5G |
必要なデータ容量は、利用時間・人数・動画の画質・送受信するファイルの大きさによって変わります。表の容量は目安として、実際の利用状況に余裕を持たせて選んでください。
1.完全テレワークの場合

完全テレワークの場合、自宅で実施する可能性がある業務は下記の通りです。
- Zoom会議
- リモートデスクトップでの社内PC操作
- ウェブサイトでの情報収集
一番顕著にデータ量を消費するのは「動画と音声でのやりとり」です。
まずはデータ通信量の消費が大きいオンライン会議のデータ消費量を見ていきましょう。
Zoomを利用した時のデータ通信量目安
Zoomの使用目安パケットは下記のようになっています。
1対1のビデオチャット
約0.8GB※ /時間
1日5時間の使用で4GB /日
※1080HD画質。推奨速度1.8Mbpsでやりとりした場合からパケット通信量を算出。1Mbps=0.125MB/秒で計算
高画質(1080p)でのグループチャット(受信)
約1.35GB /時間
1日5時間の使用で6.75GB /日
※推奨速度3.0Mbpsでやりとりした場合からパケット通信量を算出。1Mbps=0.125MB/秒で計算
Zoomの利用推奨速度


よって、仮に1日5時間のグループチャットを使用した場合、実稼働日数が20日と仮定すれば月間約135GB必要になります。
6.75GB /日×20日=135GB /月
オンライン会議の利用時間や画質によっては、月間100GBを超える可能性があります。
100GBプランを選ぶ場合は会議時間と画質を確認し、通信量が多い場合はWiMAX+5Gやホームルーターも検討してください。
リモートデスクトップを使用した際のデータ通信量
続いて、リモートデスクトップを利用した際のデータ通信量について見ていきましょう。
約0.2GB-0.5GB/時間*
※Microsoft リモートデスクトップを利用した場合を想定
リモートデスクトップの通信量(1日あたり)
1日8時間リモートデスクトップ接続をした場合は約4GB程度のデータ通信量となります。
月間100GBなら1ヶ月約200〜500時間/1日当たり6〜16時間以上利用可能
リモートデスクトップの利用は使い方によってデータ使用量のムラが大きいためあくまでも目安として捉えてください。
リモートデスクトップの通信量は、画面の解像度、動画表示、音声利用、接続時間などによって変わります。月間100GBで足りるかどうかは、オンライン会議などほかの業務通信も含めて判断してください。
2.営業職の場合

営業職の場合、そこまで大容量通信は必要ありません。
使用用途としては、商談先でのPC操作でインターネット上にある自社サービスのデータを見せたり、空き時間に情報収集をするといったケースが多いと思われます。
また、建築工事現場の場合は現場で収集したデータを本部に送るなどの用途が考えられるでしょう。
1GBでどれくらいの通信ができるか
| 項目 | 1GBでどれくらいできるか | 20GB | 100GB |
|---|---|---|---|
| LINE | LINEトーク|2KB/回→1GB/52.4万回 LINEでんわ|1GB/55時間 LINEビデオ通話|1GB/3.25時間 | ||
| メール | 500KB程度のメール|1GB/約2,900通 | ||
| WEBサイト閲覧 | 300KB/1ページ|1GB/約3,490ページ | ||
| 音楽ストリーミング | AWA(Normal)=50MB/時間|1GB/20時間 | 400時間 | 2000時間 |
| YouTubeなどの動画 | Youtube(標準画質)=320MB/時間|1GBで3.125時間 | 約60時間 | 約300時間 |
| NETFLIX | 1GBで約50分(動画によって異なる) | 約16時間半 | 約83時間 |
| Zoom会議 | Zoomグループチャット=700MB/時間|1GBで1.42時間 | 約28時間 | 約140時間 |
動画などを見ない限りはWEBページの閲覧になります。
仮にZoom会議が出先で入ったとしても1日に使用するパケット通信量は1-2GBでしょう。
2GB /日×20日=40GB /月
河村メール・Web閲覧・資料表示が中心であれば、月間50GBが一つの目安になります。ただし、オンライン会議や大容量ファイルの送受信が多い場合は、50GBを超える可能性があります。


3.固定回線の代用として使用する場合

立ち上げ直後の会社で固定回線が引けない場合や、社員の多くが営業職を兼務している場合は固定回線の代用=ホームルーターとしてポケット型Wi-Fiや据え置き式のホームルーターを契約した方がいい場合があります。
考用途は、Zoom会議やクラウド上のデータ入力作業などが考えられます。
仮にZoom会議を1日3時間、他の作業を5時間行なったと仮定すると1日に約6GBを消費する計算となるでしょう。
Zoom利用:1.3GB /時間×3時間=3.9GB /日
その他利用:2GB /日
合計:約6GB /日→120GB /月※
実稼働日を20日として計算
ただし、これはあくまでも目安です。
固定回線と同様にデータのアップロード、ダウンロードを行う場合であれば、月間パケット上限がないような感覚で利用できるホームルーターサービスがおすすめです。
4.固定回線のバックアップ用として使用する場合

稀に見られるのが固定回線のバックアップとして使用するケースです。
回線を使用しない月はもちろん「0GB」ですし、固定回線代わりに使うのであれば1日のパケット上限はない方が望ましいです。
ただし、通常固定回線を利用している場合、バックアップ用の無線回線サービスは維持費がかかるばかりで利用しないという少々もったいない状況となってしまいます。
そういった際はNTT西日本グループが提供する「DoRACOON」の「休止プラン」の利用も検討しましょう。
河村基本的にポケット型WiFiは使用していない時も固定費用がかかります。バックアップ回線としての利用も検討する場合は、休止プラン(月額500円/月間0GB)が選べるDoRACOONがいいでしょう。
必要なデータ容量がある程度分かったら、次は利用期間・台数・支払い方法を含めてサービスを比較しましょう。
法人向けWiFiレンタルやポケット型WiFiをまとめて比較したい方は、法人向けWiFiレンタルおすすめ比較記事を参考にしてください。
工事現場や現場事務所で使う場合は、通信量だけでなく、光回線の開通可否や設置場所の電波状況も重要です。
仮設事務所での利用を想定している方は、工事現場・現場事務所向けWiFiの記事も参考にしてください。
まとめ|御社のニーズにあったポケット型Wi-Fiを選びましょう
法人WiFiの容量は、「1人が1日に使う量×利用人数×利用日数」を基本に考え、オンライン会議や大容量ファイルの送受信など、通信が集中する日も含めて検討しましょう。
例えば、1人が1日に約1GB使うと仮定し、2人で月20日利用する場合は、合計約40GBが計算上の目安です。
これは利用条件を仮定した例であり、特定の業務での消費量を保証する数値ではありません。
必要量を整理できたら、容量別プランの料金と、超過時の制限・容量追加の可否を確認してください。
通信量が多い場合は、ホームルーターなども含めて比較しましょう。




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