香港で使えるeSIMおすすめ5選|ポケットWiFiとの比較&SkyeSiMの料金を解説

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香港は日本から約4〜5時間で行ける、週末旅行や短期滞在でも気軽に楽しめる人気の渡航先です。

その一方で、現地でどのようにインターネット環境を用意するかは、快適な香港旅行のために欠かせないポイントです。

以前は日本で海外専用のポケット型Wi-Fiをレンタルしていく方法が主流でしたが、近年はeSIMの普及により、
「海外専用eSIM」を使って現地でデータ通信を行う人が急増しています。

本記事では、香港で利用できるeSIMサービスを比較しながら、おすすめの事業者・選び方・注意点をわかりやすく解説します。

結論:香港では海外eSIM、とくにSkyeSiMが料金面で有利なケースが多い

本記事でわかること

  • 香港でのおすすめeSIM
  • 香港で使える海外eSIMブランドの料金やサービス比較
  • eSIMの購入から利用開始までの流れについて
  • eSIMを使用する際の疑問に対する回答

香港旅行向け 通信手段の結論

  • 料金重視:SkyeSiMdata(eSIM)
  • 複数人シェア重視:グローバルWiFidata
  • 電話番号必須:ローミング or 現地SIM

SkyeSiMの料金:2GB上限/日1,520円/3日間|2,480円/5日間|無制限なし

海外旅行なら「海外対応eSIM」のSkyeSiM

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この記事の執筆・監修者
Kawamura top R

河村亮介(カワムラリョウスケ)

回線系記事監修者/WEBライター

大手公式サイトでの記事執筆経験他、回線系記事の執筆監修を手がける。利用者のニーズに沿ったサービス提案が得意。通信費用の削減・節約を進めたい。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。キーボードマニア。

目次(見たいところをタップ)

AiR-WiFi Magazineは株式会社FREEDiVEが提供している通信サービス( AiR-WiFi,MUGEN WiFi,5G CONNECT,CLOUD AIR-PAD)を広告(PR)として紹介している箇所がございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。

香港旅行で使えるeSIMサービス一覧(SkyeSiM含む比較表)

香港は日本から約5時間程度で行くことができます。

日帰りをする方は少なく、多くは3泊4日以上の日程で行くことがほとんどでしょう。

よって、1日単位ではなく、3日・5日単位での契約がお得といえます。

香港でおすすめの eSIMについて、5つのサービスを紹介していきます。

結論

  • デイパスプラン最安値クラス→SkyeSiMdata
    • 1日2GB程度しか使わないならおすすめ。節約しながら旅を楽しみたい人に。
  • 無制限プラン最安値クラス→World eSIM
    • 1日のパケット上限を気にしたくない方におすすめ。
香港eSIM選びのポイント
  • 3日間もしくは5日間のプランを提供している
  • 自身のパケット容量に見合ったプランになっている
スクロールできます
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SkyeSiM
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World eSIM
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airalo

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Holafly
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trifa
対応国90カ国200カ国以上200カ国以上200カ国以上195カ国以上
購入先WEBサイトWEBサイトWEBサイトWEBサイトWEBサイト
企業所在FREEDiVE
茨城県
Vision
東京都
Airalo
シンガポール
Holafly
アイルランド
trifa
東京都
無制限プラン提供なし1,980円/3日間
3,080円/5日間
5,200円/10日990円/日2,970円/3日間
5,990円/5日間
その他プランデイパスプラン
2GB
1,520円/3日間
2,480円/5日間
デイパスプラン
2GB
1,782円/3日間
2,232円/5日間
期間容量プラン
10GB /30日
2,850円
なし期間容量プラン
2,310円/5GB
SkyeSiMdataWorld eSIMairalo申し込む申し込む

海外旅行全体でのeSIMの選び方・比較はこちら▷▷

SkyeSiM

logo
SkyeSiMの注目ポイント
  • デイパスプランの料金が掲載サービスの中で最安値クラス
  • 安心の日本企業が提供するサービス

SkyeSiMは、日本人の主要渡航国を中心に90カ国に対応する格安eSIMサービスです。

提供元は茨城県にある株式会社FREEDiVEとなっており、サポート体制に関しても安心できます。

SkyeSiMの最大のメリットはアプリ不要でQRコードを読み込むだけで簡単に海外インターネット環境が手に入るということです。

また、LINE友だち登録で次回旅行時に10%オフとなるクーポンを配布しており、お得感があります。

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購入から90日以内に利用すれば問題ないため、旅行前にeSIM情報を登録しておくことも可能です。

香港プランに関しては、デイパスプランがお得です。

1日あたり2GBまで利用できるプランで、3日間で1,520円(税込)、5日間で2,520円(税込)と、紹介サービスの中では最安値クラスとなっています。

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残念ながら、香港に関しては無制限プランは提供していませんが、1日の利用パケットがそれほど多く無い方にとっては良い選択肢の一つといえます。

World eSIM

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World eSIMについて
  • 無制限プランを提供している
  • 香港での無制限プラン利用料金:1,980円/3日間・3,080円/5日間

World eSIMは、200カ国以上に対応するeSIMサービスです。

提供元は東京都にある株式会社Visionとなっており、日本企業ということもあってサポート体制に関しても安心できます。

また、株式会社Visionに関しては、グローバルWi-Fiという海外向けレンタルWi-Fiサービスも展開していることから、海外系の通信事業に対するノウハウがあることも安心材料となるでしょう。

無制限プランの提供国数も拡大しており、執筆時点では52カ国に対して提供している点も見逃せません。

「お友達紹介プログラム」を利用すると、紹介者に500円分のAmazonギフト券をプレゼントする企画も嬉しいですね。

香港プランに関しては、1日あたりの利用上限がない「無制限プラン」が1,980円(税込)/3日間・3,080円(税込)/5日間で提供しており、無制限プランに関して紹介サービスの中では最安値クラスで提供している点は魅力的ですね。

注目ポイント
  • 日本企業が運営
  • 海外通信ノウハウを持っている株式会社Visionが運営
  • 多くの国で無制限プランを提供

airalo

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airaloについて
  • 無制限プランを提供している
  • 香港での無制限プラン利用料金:5,200円(税込)/10日

airaloは、世界200カ国以上に対応する格安eSIMサービスです。

提供元はシンガポールに本社を持つ「AirGSM Pte. Ltd.」となっており、シンガポール、イスタンブール、トロントにも主要拠点を持っているようです。

世界中でeSIM サービスを展開しているグローバル企業と言えます。

日本企業ではないため、サポート体制については日本人が求める水準に達しているかどうかは各個人の判断となります。

10日間利用できる無制限プランを提供しており、1日あたり520円(税込)で使い放題となっているため、長期間滞在する方にとっては非常によい選択肢の一つでしょう。

また、10GB /30日間で2,850円(税込)のプランも提供しているため、ある程度期間に余裕をもって旅行する方にとってはおすすめできるサービスといえます。

利用にはアプリのインストールが必要です。

Holafly

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Holaflyについて
  • 1日単位で購入が可能
  • 無制限プランを提供している
  • 香港での無制限プラン利用料金:990円/日

Holafly(オラフライ)は、世界256の国と地域に対してサービスを展開するeSIMサービスです。

提供元はアイルランドのダブリンに本社を構える企業であり、スペインやコロンビアにもオフィスを展開するグローバル企業となっています。

多くの国で無制限プランを安価に提供しているのが特徴で、1日あたり990円(税込)で無制限プランを提供しているのは驚異的です。

もちろん、香港でも1日あたり990円(税込)で提供しています。

また、1日ごとに利用日数を設定できるだけでなく、同時に複数枚のeSIMプロファイルを購入できる点も他社との差別化を図っています。

ただし、海外企業ということもあるため、日本語でのサポートに関しては不明です。 

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他社サービスと大きく異なるのは、複数枚のeSIMを同一名義で一度に購入できる点でしょう。
スマホを持てる年齢のご家族複数人で行く際には利用しやすいサービスといえます。

注目ポイント
  • アイルランドに本社を置くグローバル企業が運営
  • 多くの国で無制限プランを安価に提供
  • 同時に複数のeSIMプロファイルを購入できる

trifa

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trifaについて
  • 最低利用日数が3日単位から
  • 無制限プランを提供している
  • 香港での無制限プラン利用料金:2970円(税込)/3日

trifaは、200カ国以上に対応するeSIMサービスです。

提供元は東京都にある株式会社trifaとなっており、ベンチャーキャピタルのGlobal BrainやANAホールディングスが出資する「ANA Future Frontier Fund」からの支援を受けるなど、日本のみならず国際的な展開を進めている企業となっています。

1番の特徴は、24時間365日体制で、日本人スタッフが対応するチャットサポートを実施している点でしょう。

初めての海外でのeSIM利用でも安心して利用することができます。

利用日数に関しては自身で設定することはできませんが、多くの国で無制限プランを提供しているのは魅力的。

利用には専用アプリが必要です。

Kawamura top R

日本語対応でかつ1日あたりの費用も標準的ですが、World eSIMと比較すると若干高めの価格設定です。

注目ポイント
  • 日本企業が運営
  • 24時間365日のチャットサポートを実施
  • 多くの国で無制限プランを提供

SkyeSiMで香港に行くメリット・デメリット

本コンテンツでもっともおすすめできる「SkyeSiM」を香港で使う際のメリットとデメリットをまとめました。

SkyeSiMで香港に行くメリット

まずは、香港旅行でSkyeSiMを利用する場合のメリットから見ていきましょう。

空港での受け取り・返却が不要で、到着後すぐに使える
eSIMなので物理SIMカードやレンタルWiFiルーターの受け取り・返却が不要です。
日本で事前にプロファイルを入れておけば、香港国際空港に到着して機内モードをオフにするだけで、すぐにインターネットが使えます。

1日あたりの料金が安く、弾丸香港旅行と相性が良い
SkyeSiMの香港プランは、1日あたり380円〜と比較的リーズナブルです。
2〜3泊の弾丸旅行でも、レンタルWiFiや国際ローミングより出費を抑えられるケースが多くなります。

必要な日数だけ購入できてムダが少ない
1日単位で好きな日数を選べるため、「2泊3日だから3日分だけ」「朝着・夜発だから4日分だけ」といった細かい調整が可能です。
滞在日数ぴったりで買えるので、ムダな日数分を支払わずに済みます。

深圳など他エリアと合わせて周遊しやすい
世界周遊・アジア周遊プランを利用すれば、香港+他都市を回る旅行でも、eSIMを買い直す手間が減らせます。
香港をハブに近隣地域へ足を延ばす人とも相性が良いです。

日本の通信事業者が運営しており、日本語で情報を確認できる
SkyeSiMは日本国内の事業者が提供しているサービスのため、公式サイトやサポート情報はすべて日本語です。
海外事業者のeSIMに比べて、初めてeSIMを使う人でも安心して申し込みやすい点もメリットです。

SkyeSiMを香港で使う際の注意点

一方で、香港旅行でSkyeSiMを利用する際には、次のような点に注意が必要です。

eSIM対応端末が必須
SkyeSiMはeSIM対応スマホでしか利用できません。
利用前に「自分のスマホがeSIM対応か1分で確認する方法」および「eSIM対応機種一覧」を必ずチェックしておきましょう。

アクティベートには通信環境とQRコードが必要
購入後に送られてくるQRコードを読み込んで、eSIMを有効化(アクティベート)する必要があります。
iOS17未満のiPhoneや多くのAndroidでは、QRコードを表示する別端末(PCや別のスマホ)が必要になる点に注意してください。
香港国際空港のフリーWiFiなど、通信環境がある場所での設定がおすすめです。

日数カウントの仕様を理解しておく
SkyeSiMは、無制限プランとそれ以外で「1日」のカウント方法が異なります。
フライト到着時間によっては、初日に使える時間が短くなるケースもあるため、心配な人は旅行日数より1日多めに契約しておくと安心です。

データ専用で、香港の電話番号は付与されない
SkyeSiMはデータ通信専用eSIMのため、香港の電話番号は付与されません。
通話はLINEやWhatsAppなどのIP電話アプリで代用できますが、「ホテルや現地施設へ通常の電話で連絡したい」という人は、ローミングや現地SIMも選択肢に入れておきましょう。

4G中心で、常時5G前提の使い方には向かない
地図アプリやSNS、Web検索程度なら4Gで十分ですが、5G前提で高画質動画を長時間視聴するような使い方にはあまり向きません。
「旅行中は主に調べ物と地図だけ」という人に向くサービスです。

SkyeSiMの全体的な特徴や評判については、下記のレビュー記事で詳しく解説しています。

SkyeSiM(スカイイーシム)レビュー|口コミ・評判と料金、使い方

World eSIMで香港に行くメリット・デメリット

本コンテンツで紹介している「無制限プラン」でもっともおすすめできるWorld eSIMのメリットとデメリットについてみていきましょう。

World eSIMで香港に行くメリット

まずは、香港旅行でWorld eSIMを利用する場合のメリットから見ていきましょう。

空港での受け取り・返却が不要で、到着後すぐに使える
eSIMなので物理SIMカードやレンタルWiFiルーターの受け取り・返却が不要です。
日本で事前に購入しておけば、香港到着後に回線を切り替えるだけでインターネットが使えます。

対応国が多く、周辺国との周遊旅行とも相性が良い
World eSIMは対応エリアが広く、香港単体だけでなく、周辺国をまたぐ周遊プランも選びやすいのが特徴です。
「香港+他の国もまとめて回る」といった旅行スタイルでも、1つのサービスで完結しやすくなります。

長期滞在・大容量プランで1日あたりの料金が安くなりやすい
30日などの長期プランや、大容量プランが用意されているため、
「香港に長めに滞在する」「動画視聴やリモートワークでデータをたくさん使う」という人ほど、1日あたりの単価を抑えやすいのが強みです。

オンラインだけで完結し、アプリやマイページで残量管理しやすい
購入から開通までオンラインで完結し、残りデータ量や有効期限をマイページやアプリから確認できます。
「あとどれくらい使えるか」を把握しながら、現地で安心して使える点もメリットです。

物理SIMやWiFiルーターが不要で、荷物が増えない
物理SIMカードやレンタルWiFiルーターを持ち歩く必要がないため、荷物を増やさずに済みます。
スマホだけで完結するため、身軽に香港を観光したい人に向いています。

World eSIMを香港で使う際の注意点

一方で、香港旅行でWorld eSIMを利用する際には、次のような点に注意が必要です。

eSIM対応端末が必須
World eSIMはeSIM対応スマホでしか利用できません。
利用前に「自分のスマホがeSIM対応か1分で確認する方法」や「eSIM対応機種一覧」の記事を必ずチェックしておきましょう。

アクティベートには通信環境と設定操作が必要
購入後に送られてくるプロファイル情報やQRコードを使って、eSIMを有効化(アクティベート)する必要があります。
iOSやAndroidのバージョンによっては、別端末でQRコードを表示したり、手動でコードを入力したりする手間がかかる場合があります。

データ専用プランが中心で、現地の電話番号は付与されないことが多い
多くのプランはデータ通信専用で、現地の電話番号は付与されません。
通話はLINEやWhatsAppなどのアプリで代用できますが、「現地の電話番号がどうしても必要」という人は、ローミングや現地SIMも検討しましょう。

UIやサポートが英語中心になる場合が多い
申込み画面やサポート窓口が英語表記のみのプランもあります。
英語でのやり取りに不安がある場合は、事前にサポート対応言語やヘルプページを確認しておくと安心です。

プランやエリアによって通信品質に差が出ることがある
利用回線は現地キャリアのローミングとなるため、香港でもエリアや建物の構造によって通信品質が変わる場合があります。
都市部では快適でも、郊外や地下ではつながりにくいケースもある点は押さえておきましょう。

World eSIMの最新プランや対応国、詳細な料金は、公式サイトで必ず確認してから申し込みましょう。

World eSIM

香港旅行での通信手段4種類を比較(eSIM/ローミング/プリペイドSIM/レンタルWiFi)

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外での通信手段は、大きく分けると下記の4つが挙げられます。

海外インターネット手段

  • 海外eSIM
  • 国際ローミング
  • 海外プリペイドSIM
  • 海外専用レンタルWiFi

海外専用プリペイドSIMについては、通信速度などの観点での不安を払拭できないため、監修者の判断で除外しています。

それぞれの特徴とメリット・デメリットを見てみましょう。

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商品特徴
海外eSIM
→イチオシ
その場ですぐに契約できる
海外でも追加チャージ可能
利用料金が安い
SIMの差し替えが不要
アクティベートに工夫が必要
国際ローミングSIMの差し替えが不要
料金が高額な場合がある
別途手続きが必要
海外プリペイドSIM使い捨てのため簡単
Amazonで購入可能
比較的安価
通信速度に問題があるケースあり
届くまでに時間がかかる
自分でSIMカードを差し替える手間がある
海外専用レンタルWiFiWiFi接続するだけで利用可能
複数人でも使える
料金が高額
手続きから届くまでに時間がかかる
持っていくものが増える
返却忘れリスクあり
端末破損や紛失での賠償リスクあり
各サービスの比較

価格面で有利→eSIM
価格面で有利なのはやはりeSIMです。アクティベート方法が若干わかりにくいというデメリットはあるものの、すぐに導入できて利用料金が安価という点で、海外旅行の通信手段として人気となってきているのも頷けます。

利用面で有利→海外専用レンタルWiFi
利用面で有利なのは、海外専用レンタルWiFiです。1日あたりの価格設定や補償料金を考慮すると金額面では若干高額となりますが、電源を入れてスマホとWi-Fi接続するだけという点では、最も簡単にインターネット接続ができるといます。また、グループでの旅行時は複数人でインターネット回線をシェアできる点もメリットと言えるでしょう。

eSIMの購入から利用までの流れについて

ここからは、eSIMの購入から利用を開始するまでの流れについて解説してきます。

そんなに難しくないので安心してください!

STEP
自分のスマホがeSIMに対応しているか確認する

まずは自分が使っているスマホがeSIMに対応しているか確認しましょう。

確認方法は、電話アプリを立ち上げて「*#06#」と入力するだけです。

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次の画面で「EID」が表示されればご自身スマホはeSIMに対応しています。

また、SIMロックが解除されているかも忘れずにご確認ください。

iPhoneXR/XS以降の機種を使っている場合、eSIMに対応しています。

STEP
eSIMを購入する

自身のスマホがeSIMに対応していることを確認したら、早速eSIMを購入しましょう。

購入は海外旅行前に行っているとスムーズです。

STEP
QRコードをスマホで読み取る

eSIMをアクティベートするためには、申し込みを行ったeSIM事業者から送られてきたQRコードを自身のスマホで読み込む必要があります。

QRコードの読み込み方法

  • QRコードを印刷してスマホで読み取る
  • QRコードを他の端末で表示させて自身のスマホで読み取る
  • QRコード画像からQRコードを読み込む(iOS17以降で対応)

詳細はこちら▷▷

アクティベートにはインターネット環境が必要です。海外で行う場合はフリーWi-Fiなどに接続してください。

STEP
海外旅行先に到着後、eSIM回線に切り替える

海外旅行先に到着したら、eSIM回線に切り替えましょう。

手順

  • 日本で使っていた回線をオフにする
  • eSIM回線をオンにする

 飛行機内では機内モードにしていることがほとんどですので、忘れずに解除してください。

STEP
帰国後、eSIMから日本で使っている回線に戻す

帰国したら、海外eSIMから日本で使っていた回線に切り替えましょう。

手順

  • eSIM回線をオフにする
  • 日本で使っていた回線をオンにする

切り替えた後はeSIM回線のプロファイルを削除してください。

返却等の何かしらの申請は一切不要です。

eSIMを利用するにあたっての注意点

eSIMを利用する前に下記の項目について注意してください。

eSIMを利用するにあたっての注意点

  • 自分のスマホがeSIMに対応しているか確認する
  • SIMロックされていないか確認する
  • eSIMの設定方法について再確認する

自分のスマホがeSIMに対応しているか確認する

eSIMはご自身のスマホが対応していないと利用できません。

ご自身のスマホがeSIMに対応しているかどうか確認するには、電話アプリで「*#06#」をダイヤルするのが最もかんたんです。

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EIDが表示されれば、そのスマホはeSIMに対応しています。

iPhone XR/XS以降の機種であれば対応しています。

SIMロックされていないか確認する

ご自身のスマホがSIMロックされている場合、eSIMだけでなく、契約したキャリア以外の通信会社のSIMカードが使えません。

2021年10月1日以降に購入したスマホであればSIMロックがかかっている可能性は極めて低いですが、それ以前にキャリアで購入したスマホを使っている場合は一度確認して方が良いでしょう。

iPhoneのSIMロック有無確認方法
  • 設定アプリ→一般をタップ
  • 一般設定の中の「情報」をタップ
  • SIMロックの項目に「SIMロックなし/SIIMロックあり」の記載を確認する
AndroidのSIMロック有無確認方法
  • 設定アプリ→一般をタップ
  • 一般設定の中の「情報」をタップ
  • SIMロックの欄を確認
  • SIMロックの項目に「SIMロックなし/SIIMロックあり」の記載を確認する

eSIMの設定方法について再確認する

eSIM契約前に、eSIMの設定方法について再度確認しましょう。

QRコードの読み込み方法

必ずインターネット環境が必要

  • QRコードを印刷してスマホで読み取る
  • QRコードを他の端末で表示させて自身のスマホで読み取る
  • QRコード画像からQRコードを読み込む(iOS17以降で対応)

QRコードのアクティベートは日本で行い、現地で有効化する方法がおすすめです。

また、一度スマホに設定したeSIM情報は他のスマホでは使い回しできませんので注意しましょう。

海外eSIMやSkyeSiMに関するよくある質問について

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ここでは、eSIMを利用する際によく聞かれる質問について紹介していきます。

香港入国前に、日本でSkyeSiMをアクティベートしておいた方がいいですか?

基本的には、香港到着日の現地利用タイミングに合わせてアクティベートする方がおすすめです。

  • 無制限プラン
    → アクティベートした時点から「24時間=1日」とカウントされます。
    → フライト前に有効化しても、到着後24時間しっかり使えるので、多少早めに有効化しても大きな問題にはなりづらいです。
  • それ以外のプラン(容量制限あり)
    → 北京時間(日本より1時間遅れ)の0時で「1日経過」とカウントされます。
    → 日本出発前に有効化してしまうと、到着した時点で初日がかなり消化されているケースがあるので、
    香港到着後、空港のフリーWiFiなどを使ってアクティベートする方が安心です。

「現地でWiFiがつかめるか不安」という人は、
日本でeSIMプロファイルだけ先に入れておき、モバイル通信をオンにするのを「香港到着後」にするのも1つの方法です。

香港のオクトパスカードやMTRアプリ、地図アプリでどれくらいデータ通信を使いますか?

交通系アプリや決済、地図アプリ程度なら、1日1GBあればかなり余裕があります。

ざっくりの目安は以下の通りです(あくまで一例):

  • オクトパスアプリの残高確認・履歴確認:ほぼ誤差レベル(数MB以下)
  • MTR(地下鉄)アプリや時刻表アプリ:1日数MB〜数十MB程度
  • Googleマップでの経路検索・ナビ:
    • 徒歩+電車のナビを数回使う程度なら、1日100〜200MB前後に収まることが多い
  • SNS(X / Instagram)を軽く見る程度:1日数百MB〜
  • YouTubeなど動画視聴:画質にもよりますが、数十分〜1時間で数百MB〜1GB以上使うこともあります

「観光中の地図+軽い検索+ちょっとSNS」くらいなら、
1日1GBプランで十分、動画をよく見るなら無制限プランを選んでおくと安心です。

香港から深センへ日帰りで行く場合、香港向けSkyeSiMはそのまま中国本土でも使えますか?

多くの場合、香港向けの単体プランでは中国本土(深セン)は対象外です。
香港と中国本土は通信エリアが分かれているため、

  • 香港専用プラン → 香港のみで利用可能
  • 中国本土専用プラン → 中国(深センなど)で利用可能
  • アジア周遊 / 世界周遊プラン → 対象に含まれていれば香港+中国本土の両方で利用可能

という形になっていることが多いです。

深センへ日帰りや、香港+中国本土をまたいで移動する予定がある場合は、

  1. 周遊プラン(アジア周遊・世界周遊など)で香港と中国本土の両方が含まれているか
  2. もしくは、香港用と中国本土用のeSIMを別々に用意するか

を事前に確認・検討しておきましょう。
必ずSkyeSiM公式サイトの「対象国一覧(対応エリア)」をチェックしてから購入するのがおすすめです。

香港国際空港に着いてからでも、SkyeSiMはアクティベートできますか?

はい、香港国際空港に着いてからでもアクティベート可能です。

手順のイメージは以下の通りです:

  1. 香港国際空港のフリーWiFiに接続する
  2. SkyeSiM購入時に届いたメールを開き、eSIMのQRコードまたはプロファイル情報を表示する
  3. スマホの「モバイル通信」設定から、eSIMの追加・アクティベート操作を行う
  4. アクティベートが完了したら、モバイルデータ通信をSkyeSiM側に切り替える

iOS17未満のiPhoneや多くのAndroidでは、
「QRコードを表示する端末」と「読み取るスマホ」が別々に必要になる場合があります。
出発前に、PCや別スマホにQRコードを表示できるように準備しておくと安心です。

香港でeSiMを使うとき、1日1GBプランと無制限プランはどちらがおすすめですか?

使い方によっておすすめが変わりますが、ざっくりとした目安は以下の通りです。

1日1GBプランがおすすめの人

  • 観光中に地図アプリや検索を使うのがメイン
  • SNSに写真を少し投稿する程度
  • 動画視聴はホテルのWiFi中心で、外出中はあまり見ない

無制限プランがおすすめの人

  • 外出中もYouTubeやTikTokなどの動画をよく見る
  • 写真や動画をクラウドにどんどんアップしたい
  • ノートPCでのリモートワークなど、1日あたりの通信量が多くなりそう

SkyeSiMは、1日単位でプランを選べる+国によっては無制限プランの料金差がそこまで大きくないので、
「迷ったら無制限にしておく」のも現実的な選択肢です。

ただし、香港ではSkyeSiMは無制限プランを提供していないため、無制限プランを使いたい場合はワールドeSIMを使いましょう。

香港の通信キャリアの種類は?

香港の通信キャリアは下記が有名です。

通信キャリア名運営企業(会社名)特徴・概要提供サービス
CSL MobileHong Kong Telecom(HKT)香港最大級の通信事業者。高品質な回線、eSIM対応、5Gサービス先行展開。モバイル通信、5G、eSIM、Wi-Fiなど
3 Hong KongHutchison Telecommunicationsグローバル展開する「3」ブランド。旅行者プランや国際ローミングにも強い。モバイル通信、5G、国際ローミング
China Mobile Hong KongChina Mobile International Limited中国移動の香港法人。中国本土との親和性が高く、料金も安価。モバイル通信、5G、国際サービス
SmarToneSmarTone Telecommunications高い通信品質と都市部での強力なネットワークを提供。法人向け展開も活発。モバイル通信、5G、家庭用ブロードバンドなど

eSIM提供事業者は日本企業が安心ですか?

やはり、日本企業が提供するeSIMの方が安心感が大きいです。

1番の違いは「サポート」です。

日本企業であれば日本語でのサポートが期待できますが、海外企業の場合は基本的にはその国の母国語、もしくは翻訳ツールを用いたやりとりになる可能性が高いです。

また、サポートの質的な部分(きちんと対応してくれるか、返信があるか)についても日本企業の方が間違いない部分が大きいと思います。

eSIMと海外WiFiの違いは何ですか?

eSIMと海外Wi-Fiの違いは下記のとおりです。

eSIM海外Wi-Fi
必要なのはeSIM搭載スマホだけ

オンラインでその場で購入できる
受取・返却不要
延滞料金なし
トータル費用が安い
利用設定が少し面倒
複数人でのシェアもOK
端末をレンタルする必要あり
端末・充電器などを持っていく必要あり
手続きはオンライン
受取は宅配や空港で行う
返却は配送か空港で
延滞料金あり
レンタル費用+補償費用等がかかる
複数人でのシェアもOK

香港でもLINEやインスタグラムなどのSNSアプリは使えますか?

インターネット接続さえできれば、香港でも日本と同じように利用することができます。

ただし、中国国内では、インターネット検閲がある関係で自由に利用できません。

中国国内で利用する場合はVPN対応プラン、もしくはご自身でVPNサービスを契約する必要があります。

インターネット接続があっても「使えない」「制限される」主なサービス例

サービス名制限される国・地域内容
Netflix中国、北朝鮮、シリア、ロシア(部分的)などサービス非提供。VPNなしではアクセス不可。
YouTube中国、北朝鮮完全ブロック。
Instagram中国、イラン完全ブロックまたは大幅制限。
Facebook中国、北朝鮮、イラン完全ブロック。
Googleサービス(Gmail、Google検索など)中国、イラン利用不可か非常に制限される。
LINE中国(公式規制)、アラブ首長国連邦(一部制限)メッセージは使えるが通話(LINE通話)が制限される場合あり。
WhatsAppアラブ首長国連邦、カタールなど音声通話(VoIP)が制限。チャットはOK。
Skype通話UAE、オマーンなど通話(VoIP)に制限。テキストチャットはOK。

QRコードを読み込むとエラーになります

QRコードを読み込む際にエラーになる原因の大半は「通信環境が不安定」もしくは「インターネットに接続されていない」ためです。

また、中国などの政府によってインターネット検閲が敷かれている国に関しては、インターネット接続をしていてもQRコードが読み込めない場合があります。

QRコードを読み込むとエラーとなる場合は、まずはインターネット環境を確認しましょう。

お使いのスマホがeSIMに対応していない場合もエラーとなるためご注意ください。

アクティベートがうまくいきません

アクティベートは通常、1分程度で完了します。

しかし、なかなかアクティベートが終わらずにうまく行かないことが稀にあります。

アクティベートがうまくいかない時の対策

  • インターネット接続環境を見直す
  • 時間をおいてもう一回トライする。
  • ダウンロードしたeSIMを一度削除してもう一度試す

eSIMはどのタイミングで設定するのがおすすめですか?

おすすめのタイミングは「日本にいる時」、つまり「海外旅行へ行く前」です。

eSIMはアクティベートしているだけで、実際に有効化しない限りは使用されることはありません。

SkyeSiMを例に挙げると決済日から90日後までは任意のタイミングでスタートできます

その状態で海外旅行先で有効化すれば、問題なく利用可能です。

香港旅行中に急に使えなくなりませんか?

利用するeSIMサービスによって異なりますが、最近のサービスでは1日のデータ通信量上限を超過すると「回線停止」とはならず、「低速化」するケースが多いです。

つまり、「急に使えなくなる可能性は少ない」けど「低速化する可能性はある」ということになります。

YouTubeや映像をともなう通話などの通信量が大きいサービスの利用はできませんが、LINEやメール、そのほかのテキストベースの送受信であれば問題なく実施可能です。

ただし、根本的な解決方法にはなりませんので、低速になった場合は翌日まで待ってデータ上限がリセットされるのを待つ、もしくは新たなeSIMプロファイルを購入して設定するなどを行った方が良いでしょう。

やはり、安心できるのは「1日あたりの上限なし(無制限プラン)」です。

Kawamura top R

ただし、この辺りは価格とのトレードオフです。
当然、無制限プランは他の提供プランと比較すると圧倒的に高額になります。
よく検討して、ご自身に見合ったサービスを使いましょう。

まとめ

以上、香港でおすすめのeSIMについてお伝えしてきました。

今一度、紹介したサービスを確認しましょう。

スクロールできます
logo
SkyeSiM
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World eSIM
02436bf5ba0d2743c44d68bebae83d7b
airalo

b2b501242981c1e0f3356f280f7fdcfc
Holafly
e62f900cfc9b53562ecc771fe0d6a4b6
trifa
対応国90カ国200カ国以上200カ国以上200カ国以上195カ国以上
購入先WEBサイトWEBサイトWEBサイトWEBサイトWEBサイト
企業所在FREEDiVE
茨城県
Vision
東京都
Airalo
シンガポール
Holafly
アイルランド
trifa
東京都
無制限プラン提供なし1,980円/3日間
3,080円/5日間
5,200円/10日990円/日2,970円/3日間
5,990円/5日間
その他プランデイパスプラン
2GB
1,520円/3日間
2,480円/5日間
デイパスプラン
2GB
1,782円/3日間
2,232円/5日間
期間容量プラン
10GB /30日
2,850円
なし期間容量プラン
2,310円/5GB
SkyeSiMdataWorld eSIMairalo申し込む申し込む

このように、1日単位でレンタル可能で無制限プランを用意しているSkyeSiMが一歩リードしたサービスと言えそうです。

あなたの香港旅行が素敵なものになることを願っています!

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この記事を書いた人

河村亮介のアバター 河村亮介 GreenEchoe Studio代表

キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通し大手公式メディアへの寄稿など幅広いメディアでの執筆監修を手掛ける。キーボードマニア。GreenEchoesStudio代表。
(著者プロフィールは下記リンクからご覧いただけます)

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