ハワイ旅行時のポケットWi-FiとeSIMはどっちがおすすめ？料金を比較

常夏の楽園ハワイ。

太平洋ポリネシアに浮かぶ島々は南国の風が気持ちよく、日本人にとっても非常に馴染み深い観光地の一つです。

最近の海外旅行では、インターネット環境の準備は必須となっており、日本からは海外でも利用できる「ポケット型Wi-Fi」を事前にレンタルして持っていくことが主流となっています。

しかし、最近ではeSIM対応のスマホが普及したことで注目を集めているのが「海外用プリペイドeSIM」えす。

本記事ではごとの海外専用ポケット型Wi-FiとeSIMのサービス利用料金や使い勝手を比較し、どんな人にどのサービスが適しているか解説していきます。

料金は執筆時点のものです。変動している場合がございますので正規料金についてはサービスサイトをご覧ください。

【結論】ハワイではeSIMとポケット型WiFiの併用もあり

ハワイでのインターネット手段として、eSIMかポケット型Wi-Fiのどちらが適しているかは、あなたのニーズ次第です。

まず、価格で比較すると、安いのは間違いなく「ハワイ専用eSIM」です。

1日あたりデータ無制限、5日間の利用でも4,000円以下となっているサービスも多く、ポケット型WiFiよりも圧倒的に安価なのが魅力と言えるでしょう。

一方で、自身でeSIMプロファイルを設定しなければならないなど、手間が多いのがネックです。

また、多少お金がかかっても簡単に安心してハワイでのインターネット環境を手に入れたいのであれば、ハワイ専用ポケット型WiFiを日本からレンタルしていくのがおすすめです。

1日あたりの利用料金が2,000円、5日間で10,000円以上が相場となっており、eSIMよりも高額になるのは間違いありません。

しかし、電源を入れるだけでインターネットができる簡便さや、グループ内の友人も一緒に利用できる点はメリットといえるでしょう。

この二つのサービスを組み合わせて利用するのも一つの方法です。

eSIMに関しては、1日契約が可能なサービスもあるため、予備回線として契約しておくのも良いでしょう。

また、回線を複数人でシェアしない分、通信速度が落ちにくいのもメリットです。

ハワイで利用できるポケット型Wi-Fiの料金を比較

ハワイで使えるポケット型WiFiは、海外eSIMと比較すると高額ですが、やはりすぐに利用できる簡単さと、グループ内でインターネット回線をシェアすることができる便利さがあります。

よって、こういったニーズがある場合は日本からレンタルしていく海外専用のポケット型Wi-Fiの方が良いでしょう。

ハワイで利用できるポケットWi-Fiの料金は、サービスやプランによって大きく異なります。

1日あたりに利用できる容量はプランごとに変わりますが、上限ありと上限なしのプランの料金の差額が小さければ、無制限プランを利用したほうが安心できるでしょう。

下記にサービスごとの料金を紹介します。

事業者	プラン名	データ容量	料金（1日あたり・税込）	備考
グローバルWiFi	4G無制限プラン	無制限	2,170円（早割適用後）	合計金額が4,000円以上で1,000円割引（当サイト限定）
グローバルモバイル	ALOHA DATA 無制限	無制限	980 円	4G/3G対応・最大10台接続可・ワイキキ店舗受取可​
ZEUS WiFi for GLOBAL	アメリカレンタルWi-Fi	無制限	850円	1GB：610円 価格差を考えると無制限プランがお得
JAL エービーシー	無制限プラン	無制限	1,250 円→830 円 キャンペーン中	空港引き渡し・レンタル費用無料
jetfi	ハワイプラン	無制限	1,100円	ー

このように、同じ無制限プランでも、1日あたりの料金が大きく異なることがわかります。

一見すると、グローバルWiFiが最も高額となっており、あまり金額面では選ばれにくいサービスのように見えるでしょう。

しかし、価格面以外の切り口で見るとちょっと考え方が変わります。

別の表を見てみましょう。

事業者	サポート体制	受取・返却の柔軟性	通信品質・プランの多様性	補償制度	実績・安心感
Global WiFi	24時間365日、日本語対応（電話・LINE・Skype・メール）	日本全国39空港カウンター、宅配、コンビニ、現地カウンター（ハワイにもあり）	4G無制限・5G対応プランあり、複数キャリア切替可	紛失・破損・盗難までカバーする補償パック有	利用者数2000万人超、法人・官公庁利用多数
グローバルモバイル（ALOHA DATA）	日本語サポートありだが時間制限あり	ワイキキ店舗のみで受取可、日本国内空港は不可	4G/3G併用、最大10台接続	補償はあるが盗難対象外が多い	実績は中規模、主に旅行者向け
ZEUS WiFi for GLOBAL	サポートはメール中心	基本宅配のみ、空港即日対応なし	4Gのみ、1GB/無制限の2プラン	補償は限定的（破損・紛失のみ）	新興サービス
JALエービーシー	JALブランドによる日本語サポート（空港窓口あり）	空港カウンター受取返却が基本	4G無制限、プラン選択肢少なめ	一般的な補償制度あり	航空系ブランドの信頼感
jetfi	チャット・メール中心、日本語OK	宅配・一部空港受取	eSIM対応プランもあり	破損・紛失のみ対象。盗難はなし	利用者数は中規模

このように、「高いのには理由がある」のです。

つまり、料金だけ見れば確かに不利ですが下記の3点を重視するのであればグローバルWiFiは「失敗のない選択肢」と言えるでしょう。

• 「トラブルが起きたときの安心感」
• 「受取返却の手軽さ」
• 「安定した通信品質」

海外ポケット型Wi-Fiのメリット

海外ポケット型WiFiのメリットは下記のとおりです。

やはり、他の通信手段と比較して海外レンタルWi-Fiが優れている点は、1台の端末を複数人でシェアできることでしょう。

少人数グループでの旅行の際にはきっと重宝するはずです。

ただし、1つの通信回線をグループでシェアするため、1台あたりの通信速度が大きく低下する可能性も十分あるため注意が必要です。

また、サービスによっては受取返却方法も柔軟に選択できる点も嬉しいポイントです。

事前に自宅に配達してもらって受け取ることも可能ですし、サービスによっては空港で受取返却までできるものも存在します。

ただし、配達を選択した場合には配送料が発生するため注意しましょう。

加えて、海外レンタルWi-Fiは、グローバルWiFiなど、トラブル時のサポートが手厚いものも存在します。

24時間365日サポートのサービスも存在しますが、費用はやや高めとなっているためよく考えて選択しましょう。

海外専用ポケット型Wi-Fiの注意点

海外専用ポケット型Wi-Fiをレンタルする上で注意点が何点かあります。

1日あたりの利用料金の他にも費用が発生

実は、海外専用ポケット型Wi-Fiに関しては、レンタル費用のほかに追加で費用がかかるケースが多いです。

あるサービスの一例を見てみましょう。

このように、レンタルWi-Fiは利用料金のほかに「端末補償費用」「受取返送送料」「端末レンタル費用」「オプション品レンタル費用」などの料金が追加でかかるケースが多いのです。

そのため、1日あたりの利用料金が安価に見えても、最終的な支払い費用は高額となってしまうケースが多くあります。

荷物が増える

レンタルWi-Fiを用いてインターネット通信を行うには、常に「モバイルルーター端末」を持ち歩く必要があります。

スマホ程度のサイズのものが多いためそこまで荷物にはなりませんが、充電器やオプション品などを持ち歩くとなると、それなりに嵩張ってしまうのです。

延長料金がかかる

何かしらのトラブル等や返却忘れなどにより、期日までに返却ができなかった場合に関しては、延長料金が発生します。

延長料金に関しては各社の規定に則りますが、通常料金よりも高額となるケースも多いため注意が必要です。

ハワイで利用できるeSIMの料金を比較

ポケット型Wi-Fiのように荷物にならず、端末補償料金もかからず受取返却もない「理想的なインターネット通信手段」を叶えてくれるのが「海外専用eSIM」サービスです。

物理SIMとは異なり、フリーWi-Fiなどのインターネット環境さえあればインターネット上で即購入可能でその場で利用できるのも大きなメリットでしょう。

下記にサービスごとの料金を紹介します。

	SkyeSiM	World eSIM	airalo	Holafly	trifa
対応国	90カ国	200カ国以上	200カ国以上	200カ国以上	195カ国以上
購入先	WEBサイト	WEBサイト	WEBサイト	WEBサイト	WEBサイト
企業所在	FREEDiVE 茨城県	Vision 東京都	Airalo シンガポール	Holafly アイルランド	trifa 東京都
無制限プラン	950円/日 2,050円/3日間 3,190円/5日間	2,480円/3日間 2,780円/5日間	提供なし	990円/日	2,970円/3日間 5,990円/7日間
	SkyeSiM	World eSIM	airalo	申し込む	申し込む

このように、サービス提供事業者によっても、提供料金が大きくことなることがわかるでしょう。

また、サービスによっては「⚪︎日まとめ買い」しか用意していないサービスも存在し、旅の日程に見合わない可能性も考えられます。

そういった意味では、1日単位で利用日数を指定できるサービスの方が利用しやすいでしょう。

加えて、サポート体制に関しても、海外企業と日本企業では大きく異なります。

やはり日本語でサポートを受けることができる日本企業のサービスの方が安心できますね。

日数指定で購入できて1日あたりのデータが無制限：SkyeSiM

まとめ｜海外ポケット型Wi-Fiと一緒にeSIMも検討

以上、ハワイで利用できるポケット型Wi-Fiと海外専用eSIMについて比較してきました。

改めて料金表を見てみましょう。

事業者	プラン名	データ容量	料金（1日あたり・税込）	備考
グローバルWiFi	4G無制限プラン	無制限	2,170円（早割適用後）	合計金額が4,000円以上で1,000円割引（当サイト限定）
グローバルモバイル	ALOHA DATA 無制限	無制限	980 円	4G/3G対応・最大10台接続可・ワイキキ店舗受取可​
ZEUS WiFi for GLOBAL	アメリカレンタルWi-Fi	無制限	850円	1GB：610円 価格差を考えると無制限プランがお得
JAL エービーシー	無制限プラン	無制限	1,250 円→830 円 キャンペーン中	空港引き渡し・レンタル費用無料
jetfi	ハワイプラン	無制限	1,100円	ー

このように、選択するサービスによってはかなり料金に差があります。

しかし、前述の「サービス内容」を見ると、高額となっているのにはしっかりとした理由があるのもお分かりいただけたでしょう。

事業者	サポート体制	受取・返却の柔軟性	通信品質・プランの多様性	補償制度	実績・安心感
Global WiFi	24時間365日、日本語対応（電話・LINE・Skype・メール）	日本全国39空港カウンター、宅配、コンビニ、現地カウンター（ハワイにもあり）	4G無制限・5G対応プランあり、複数キャリア切替可	紛失・破損・盗難までカバーする補償パック有	利用者数2000万人超、法人・官公庁利用多数
グローバルモバイル（ALOHA DATA）	日本語サポートありだが時間制限あり	ワイキキ店舗のみで受取可、日本国内空港は不可	4G/3G併用、最大10台接続	補償はあるが盗難対象外が多い	実績は中規模、主に旅行者向け
ZEUS WiFi for GLOBAL	サポートはメール中心	基本宅配のみ、空港即日対応なし	4Gのみ、1GB/無制限の2プラン	補償は限定的（破損・紛失のみ）	新興サービス
JALエービーシー	JALブランドによる日本語サポート（空港窓口あり）	空港カウンター受取返却が基本	4G無制限、プラン選択肢少なめ	一般的な補償制度あり	航空系ブランドの信頼感
jetfi	チャット・メール中心、日本語OK	宅配・一部空港受取	eSIM対応プランもあり	破損・紛失のみ対象。盗難はなし	利用者数は中規模

海外専用モバイルルーターは、高額になる可能性もありますが、やはり「電源を入れるだけ」で使える便利さが魅力です。

ただし、複数人で回線をシェアしない、自身のスマホの設定に自信がある場合は海外専用eSIMも検討すべきです。

	SkyeSiM	World eSIM	airalo	Holafly	trifa
対応国	90カ国	200カ国以上	200カ国以上	200カ国以上	195カ国以上
購入先	WEBサイト	WEBサイト	WEBサイト	WEBサイト	WEBサイト
企業所在	FREEDiVE 茨城県	Vision 東京都	Airalo シンガポール	Holafly アイルランド	trifa 東京都
無制限プラン	950円/日 2,050円/3日間 3,190円/5日間	2,480円/3日間 2,780円/5日間	提供なし	990円/日	2,970円/3日間 5,990円/7日間
	SkyeSiM	World eSIM	airalo	申し込む	申し込む

適切なインターネット手段を選択し、楽しいハワイ旅行にしてくださいね。