IMEI番号とは?iPhone/Androidでの確認方法と用途をわかりやすく解説

スマートフォンには、それぞれに固有の「IMEI(アイエムイーアイ)番号」と呼ばれる製造番号が割り当てられています。
中古スマホを買うときのネットワーク利用制限の確認や、SIM・eSIMを使うときの認証など、IMEI番号は意外と重要な場面で使われる情報です。
この記事では、iPhone・AndroidそれぞれでIMEI番号を確認する方法と、IMEI番号の意味・主な用途についてわかりやすく解説します。
AiR-WiFi Magazineは株式会社FREEDiVEが提供している通信サービス( AiR-WiFi,MUGEN WiFi,5G CONNECT,CLOUD AIR-PAD)を広告(PR)として紹介している箇所がございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。
海外旅行なら「海外対応eSIM」のSkyeSiM



IMEI番号の調べ方
IMEI番号の最も簡単な調べ方は、電話アプリでコマンドを入力する方法です。
IMEI番号を確認する最も簡単な方法
- 電話アプリを立ち上げる
- 「*#06#」と打ち込む

それ以外には下記の方法で確認することができます。
- 設定(歯車マークのアイコン)> 一般 > 情報(iOS)もしくは、設定 > 端末情報 > ステータス情報(Android)と進んでいき、スクロールすると表示されている
- 端末のパッケージ(外箱や説明書の後ろ、バッテリーパックを外した裏側など)にシールなどで記載されている
いずれにしても、IMEIは「携帯電話本体の製造番号」を示すため、携帯電話の内部情報から確認することができます。
必要な際にはこのような方法を使って確認しましょう。
IMEI番号とは
IMEIは、「International Mobile Equipment Identity(国際移動体装置識別番号)」の頭文字をとったもので、一般的には「製造番号」という認識で問題ありません。
製造段階で15桁の固有番号を持たせることが国際的に決められています。
この情報を用いて、追跡と認証を行います。
IMEI番号を確認しておくと便利なシーン
IMEI番号は、ふだん意識する機会は少ないものの、次のような場面で役立ちます。
- 中古スマホを購入するとき:キャリアや専門サイトで「ネットワーク利用制限(いわゆる赤ロム)」の有無をチェックできる
- 端末を下取り・買取に出すとき:申込フォームでIMEI番号の入力を求められるケースが多い
- SIM・eSIMの開通手続き:回線事業者が端末を識別するために使用することがある
- 故障時の問い合わせ:サポート窓口で端末の特定に使われることがある
旅行前にeSIMを申し込む場合や、中古端末をよく利用する方は、あらかじめIMEI番号をメモしておくと安心です。
IMEI番号の用途
IMEI番号は、主にSIMカードをアクティベーションする際に重要な役割を持ちます。
その他の用途としては、下記のような用途で使用されます。
IMEIの用途
- SIMカードの認証の際に使用
- 盗難にあった際の追跡
- 保証と修理サービス
- 事業者による中古端末の管理
一般的に関係がありそうなのは、SIMカードの認証くらいでしょう。
盗難に遭った際の追跡に使えると記載されている場合もありますが、そもそも位置情報を確認できるわけではありません。
あくまでも、自分の手元に戻ってきた際に、自分が控えていたIMEI番号と一致していれば自分のものだということがわかる、というだけです。
手元に戻ってきた時点でデータが消滅しているケースも考えられるため、自身の所有物の証明をしたところであまり意味はないかもしれません。
IMEIは個人情報を含まない
IMEI番号は、あくまでも製品の製造番号です。
利用者ではなく、携帯電話端末を識別するのが目的でスマートフォンなどの内部情報として製造時から組み込まれています。
それによって個人を特定できるわけではありません。
海外旅行なら「海外対応eSIM」のSkyeSiM

IMEIに関するよくある質問
- IMEI番号が他人に知られても大丈夫ですか?
-
IMEI自体は「端末を識別するための番号」で、氏名や住所などの個人情報は含まれていません。
そのため、IMEIを知られたからといって、直接的に個人情報が漏れるわけではありません。
ただし、中古売買サイトなどにむやみに公開する必要はありませんし、知らなくていい第三者に積極的に教えるメリットもありません。
基本的には「必要な場面でだけ、信頼できる相手に伝える」くらいの感覚でOKです。
- IMEI番号はスマホ1台に1つだけですか?
-
物理SIMスロットが1つだけのスマホは、通常IMEI番号も1つです。
ただし、デュアルSIM対応機種(SIM1とSIM2がある端末)の場合は、IMEIが2つ表示されることがあります
その場合でも、基本的な確認方法や使い方は同じです。

