【1分で確認】自分のスマホがeSIM対応か調べる方法【iPhone/Android】

最近になって急速に普及してきているのが「eSIM」という仕組みです。
非対面・オンラインで全て乗り換え手続きが完了するなど、従来の物理SIMカードと比較すると大きなメリットがあります。
特に、複数の回線を利用できる「デュアルSIM」となっているケースでは、複数の通信事業者の回線を同時に持つことができるため、メインの電話番号はキャリアで所有し、データ通信量が安価な格安SIMを使ってデータ通信を行うこともできます。
しかし、まだまだ普及途上となっていることもあり、eSIMに対応したデバイスもそこまで多くないのが現状です。
本記事では、ご自身が持っているスマートフォン(iPhone /Android)がeSIMに対応しているかどうかを簡単に調べる方法について解説していきます。
結論:この手順で確認できます
電話アプリを開いて「*#06#」と入力しまししょう。
すると、製造番号(IMEI)などの端末情報が表示されます。
この一番下に「EID」という項目が表示されていれば、お使いのAndroidはeSIMに対応しています。
くわしい手順はこのあとで解説します↓
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【結論】電話アプリ→*#06#
最も簡単にご自身のスマホがeSIMに対応しているかを調べる方法は、電話アプリで「*#06#」を入力して「EID」と言う項目の有無を確認する方法です。
EIDがあれば「eSIM対応スマホ」、EIDがなければ「eSIM非対応スマホ」となります。



eSIM対応のiPhoneかどうか確認する方法【対応機種】

お使いのiPhoneがeSIMに対応しているかどうかを確認する方法は、下記の3つがあります。
- 電話アプリの確認コードから調べる
- Apple公式で調べる
- 設定から調べる
最も早く自分のiPhoneがeSIMに対応しているかどうかを確認するためには、お使いのiPhoneの電話アプリを開いて「*#06#」と入力してください。
お使いのiPhoneの製造番号(IMEI)が表示されます。
この下に「EID」という項目が表示されていれば、お使いのiPhoneはeSIMに対応しています。
また、もっと確実に調べるにはAppleの公式サポートページで確認するのが良いでしょう。
上記ページから調べると、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルが対応していることがわかります。
もう一つの方法は、iPhoneの設定アプリから確認する方法です。
歯車アイコンの「設定」アプリを開き、「一般」→「情報」の順に進むと、デバイスのモデル名とともに「デジタルSIM」が利用可能かどうかの情報が記載されています。
これを確認することで、ご自身のiPhoneがeSIMに対応しているかどうかわかるでしょう。

eSIM対応のAndroidかどうか確認する方法【対応機種】

AndroidデバイスでeSIMの対応状況を確認する方法はには、iPhoneと同じように3つの手段があります。
- 電話アプリの確認コードから調べる
- 公式販売サイトで調べる
- 設定から調べる
やはり一番簡単にその端末がeSIMに対応しているかを知る手段は、iPhoneと同じく電話アプリを用いる方法です。
電話アプリを開いて「*#06#」と入力すると、製造番号(IMEI)などの端末情報が表示されます。
この一番下に「EID」という項目が表示されていれば、お使いのAndroidはeSIMに対応しています。
また、確実に調べたい場合は、デバイスの製造元の公式サイトを確認し、対応するモデル一覧をチェックすることでしょう。
確かにこの方法であれば確実に知ることができますが、公式サイトの莫大な情報の中から「当該機種がeSIMに対応しているかどうか」を調べるのはそれなりに時間がかかってしまうため、あまりおすすめはできません。
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AndroidはiPhoneと比較すると、eSIM対応状況の差が大きく、同じメーカーでも上位機種のみにしかeSIMを搭載していないケースが多いです。ですので、iPhoneよりもかなりわかりにくいのです。
また、Androidデバイスの場合、「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」の順に進むことで、eSIMの設定オプションが表示されているかどうかを確認できます。
対応機種一覧はこちらから確認!

eSIM対応じゃない場合の選択肢
どのような用途でeSIMを使いたいかによりますが、自身のスマホがeSIMに対応していない場合、下記のような選択肢があります。
諦めて新端末に買い替える
自身のスマホがeSIMに対応していない場合、買い替えるのがもっとも手取りはやいです。
物理SIMカード型のeSIM(eSIMプロファイルを書き込める物理カード)も存在していますが、ニッチな商品というのは言わずもがな、となっており、海外製の製品が中心です。
つまり、買い換えましょう。
物理SIMカードを使い続ける
eSIMのメリットは「その場で通信プロファイルを変更できる・新規契約できる」という点のみで、それ以外は物理SIMカードと大きく変わりません。
物理SIMカードは、「実際にカードが必要」となるため、申し込みから利用までに数日間のタイムラグが発生する以外は、性質的にはeSIMとなんら変わりません。
待てるなら、eSIMでなくとも問題ありません。
eSIMの活用方法
eSIMの活用方法は、下記のように想定されます。
- 物理SIMに変わる次世代SIMとして(iPhone Air/17シリーズ)
- メインSIMに対してのデータ通信専用の安価な通信手段として
- バックアップ用のサブ回線として
- 旅行やイベントなどでの一時的に大容量通信を用いるシーンに
- 海外旅行時の海外でのインターネット手段として
最近では、iPhone17シリーズの登場により、物理SIM自体がなくなったことで強制的にeSIMデビューを果たした方も多いでしょう。
eSIMは、その場で電話番号を保持したまま別の通信事業者に乗り換えることが容易となっているため、通信事業者の競争が賦活される可能性も秘めています。
ただし、魅力はそれだけではありません。

私が注目しているのは主に下記の部分です。
旅行やイベントなどでの一時的に大容量通信を用いるシーンに
eSIMは、旅行やイベントなどでの一時的に大容量通信を用いるシーンに最適です。
最近では、povoに代表されるような「24時間データ通信使い放題」のようなプランがありますが、キャリアのサービスということもあり、形式上の契約が若干煩雑という部分はデメリットだと考えています。
そういった面では、「買い切り」の国内専用「プリペイドeSIM」を導入するのも良いでしょう。

特にこういったサービスは、海外eSIMサービスを展開している事業者が得意です。

海外旅行時の海外でのインターネット手段として
感染禍も収束し、海外旅行も活発になってきました。
以前は「海外専用ポケット型WiFi」を国内でレンタルして持っていくのが主流でしたが、最近では「海外専用eSIM」を使うケースが多くなってきています。
海外旅行を検討している方は、こちらも合わせてご覧ください。

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まとめ
以上、ご自身のiPhoneやAndroidがeSIMに対応している機種かどうかを確認する方法について解説してきました。
やはり、両者で共通して簡単に調べる方法は、電話アプリで「*#06#」と入力することでしょう。
eSIMは、物理的なSIMカードを必要としないため、簡単に通信事業者の乗り換えができたり、海外旅行の際に海外専用のeSIMをダウンロードしておくことで、面倒な手続きなく海外でも自分のスマホをそのまま使うこともできます。
これからスマートフォンの機種変更を検討している方は、ぜひeSIM対応機種も検討してみてはいかがでしょうか。

- 自分のスマホがeSIMかどうか一番簡単に確認する方法は?
-
電話アプリで「*#06#」と入力し、表示される「IMEI」番号の下に「EID」があれば対応してます。そうでない場合は非対応です。
- eSIM非対応でも海外で安く使う方法はある?
-
海外で安価に利用するには、現在もアマゾンなどで海外専用の物理SIMカードが販売されているため、それを使えば安価に利用できるでしょう。
しかし、渡航先での通信速度については保証されていないケースがほとんどで、通信速度が万が一遅くて使い物にならなかった場合、後悔だけが残ります。
そうならないためにも、海外通信手段には多少なりともお金をかけたほうが良いでしょう。
また、保証面などを考慮すると、グローバルWiFi
のような防御力の高いサービスがおすすめです。
