AiR-WiFi 新端末「NA01」レビュー!使用感や通信速度は?|AiR-1とも比較
AiR-WiFiの新端末として新たにラインナップに加わった「NA01」
ルックス的には既存の「AiR-1」と非常に似ていますが、端末スペックとしてはNA01の方が若干上となっています。
この記事では、新端末「NA01」の仕様や実際の通信速度などについてレビューしていきます。
ご検討されている方、ぜひ参考にしてください。
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AiR-WiFi新端末「NA01」はどんな人におすすめできる?
- キビキビとした動作の端末を探している人
- 月間100GBまでの大容量通信がしたい人
- ウェブ会議で遅延のないモバイル回線を探している人
NA01端末は、これまでのクラウドSIM対応モバイルルーターとは異なり、CPUを2つ搭載しています。
そのため、動作は機敏で、安定した通信が期待できるでしょう。
また、モバイル回線では珍しく、アップロード速度が高速でかつ非常に安定しているという測定データが得られました。
ウェブ会議では、双方向通信となるため、アップロード速度が遅いとどうしても遅延が発生してしまいます。
しかし、AiR-WiFi×NA01であれば、遅延のすくないウェブ会議が実現できることでしょう。
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NA01を実機画像で見る
早速、NA01の外観から見ていきましょう。
外装はお馴染みの「GLOCALNET」のロゴが入った化粧箱ですね。
かなりしっかりとした作りとなっています。
箱の中身は、本体、USBケーブル(Type-A to Type-C)、取扱説明書、SIMピンです。
端末自体はリファビッシュ品となることが多いですが、外装に目立った傷等はなく、綺麗な状態を保っています。
本体の充電ポートはUSB Type-Cですね。
最近では、多くの携帯電話がType-C対応となってきているので、スマートフォンの充電器と充電ケーブルをそのまま使っても良いでしょう。
本体上部には、電源ボタンとSIMカードスロットがあります。
SIMカードに関しては、nanoSIM規格のものであれば挿入することができますが、クラウドSIMを用いて通信する方がほとんどですので、このスロットは使用しないと考えても良いでしょう。
本体の大きさはiPhone14よりも一回り小さいサイズとなっており、ポケットに入れても嵩張ることはなさそうです。
iPhoneよりも若干の厚みがあります。
本体背面には、管理バーコードやIMEI、SSIDなどが記載されています。
2.4インチサイズのタッチパネル液晶は決して「大画面」とは言えませんが、必要十分なサイズで操作製に問題はありません。
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NA01の使い方
上部の電源ボタンを3秒ほど長押しすると電源が入ります。
クラウドSIMのモバイルルーターは、クラウドサーバー上から「仮想SIM」情報をダウンロードして、本体に保持することで通信する仕組みです。
その場所で最適なSIMカードを選択し、その後ダウンロードする形となっているため、電源投入直後は利用することができません。
よって、1分程度待つ必要があります。
ホーム画面→「データ利用量」と選択し、SSIDとパスワードを表示させます。
接続したスマホやパソコンのWi-Fi設定画面から、モバイルルーターに表示されているSSIDを選択し、パスワードを入力すると、接続完了です。
※別途、NA01のQRコードをスマホで読み取るだけでも接続可能です。
NA01の通信速度について
速度測定条件
- 場所:新潟市中央区
- 測定:Ookla Speedtest CLIを用いた自動測定プログラムを利用
- 測定期間:6月23日7時から24時まで
- 測定間隔:10分おきに自動計測
NA01の平均速度
- アップロード速度:14.61Mbps
- ダウンロード速度:11.76Mbps
このように、一般的なモバイル回線同様に、混雑時間帯での速度低下は見られましたが、致命的に遅いということはありませんでした。
アップロード速度に関しては、モバイル回線としては非常に優秀であり、平均速度が10Mbpsを超えるなど、目を見張る速さがあります。
WiMAX +5Gなどのサービスでは、上りが5Mbps以下となることが多く、ウェブ会議での遅延が目立つことがありますが、NA01であればその可能性は低いと言えるでしょう。
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NA01とAiR-1を比較
これまで採用されてきた「AiR-1」とスペックを比較していきます。
写真 | *1 | *2 |
---|---|---|
画面 | 2.4インチ | 2.4インチ |
重量 | 148g | 130g |
Wi-Fiプロトコル | 2.4GHz Wi-Fi4対応 IEEE802.11 a/b/g/n | 2.4GHz Wi-Fi4対応 IEEE802.11b/g/n |
上り速度 | 最大50Mbps | 最大50Mbps |
下り速度 | 最大150Mbps | 最大150Mbps |
バッテリー容量 | 3500mAh | 3000mAh |
連続稼働時間 1台利用時 | 約12時間 | 約17時間 |
CPU | QUALCOMM QM215 (デュアルチップ) | QUALCOMM QM215 |
対応コネクタ | Type-C | Type-C |
SIM カードスロット | 1:nanoSIM | 1:nanoSIM |
Wi-Fi接続可能台数 | 最大10台 | 最大10台 |
その他 | デュアルチップセットモデム |
スペック上で見ると、それほど大きな違いはありません。
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ただし、チップセットが2枚で処理動作が機敏となっている分、NA01の方がバッテリー駆動時間は短くなっています。
NA01の特徴とメリットとは
ここからは、NA01のメリットについて見ていきましょう。
これまでのスペック比較からわかったように、NA01とAiR-1に大きな違いはありません。
一見すると、バッテリー駆動時間が長いAiR-1の方が良いようにさえ見えます。
ただ、バッテリー駆動時間を短くしてまで搭載した「デュアルチップセット」には、「通信の安定化」や「シームレスな仮想SIMの切り替え」といったメリットが存在します。
正直にお話しすると、通信速度が向上するなどの「目に見える変化」はありません。
しかし、これまで使用してきたクラウドSIM対応のモバイルルーターと比較すると、動作はかなり機敏で、クラウドSIM特有の「電源を入れてから通信ができるようになるまでの待ち時間」が体感上短縮したように感じました。
キビキビした動作を求めている方は、こちらの機種の方が満足度が高いでしょう。
NA01のデメリット
NA01のデメリットは、「旧端末(シングルチップセット)」のモデルと比較しないと、動作の機敏さが感じにくいという点でしょう。
これまでクラウドSIMの仕組みを採用したモバイルルーターを利用してきた方であれば、電源投入から利用できるようになる時間が短縮されたことなど、動作が機敏になった点について気づくかもしれません。
しかし、初めてクラウドSIMサービスを利用する方にとっては、NA01がスタンダードとなってしまうため、違いに気づきにくいかもしれません。
単純に、動作が機敏な方がストレスフリーなので、個人的にはNA01を推します。
NA01の操作方法について
NA01では、3つのメイン画面に、それぞれの設定項目が存在しています。
- 設定画面1
- データ利用料|月間のデータ利用量の確認のほか、SSID /パスワードが確認できる
- QRコード接続|スマホ端末で読み込むことで、簡単に無線LAN接続ができる
- 接続端末|現在接続している端末を表示
- データ節約設定|アプリの自動アップデート・ダウンロード・クラウド同期を停止
- 設定画面2
- SIMカード管理|クラウドSIMから内蔵SIMへ切り替え(おそらくは使わない機能)
- USBテザリング|パソコンに接続した状態でUSBテザリングができる(Windowsのみ対応)
- 言語設定|英語、簡体中国語、日本語、韓国語への切り替え
- ソフトウェアアップデート|本体ソフトウェアをアップデートするために利用。アップデート時は外部の無線LANに接続する必要あり。
- 設定画面3
- バッテリー保護|フル充電をしないようにしてバッテリー寿命を伸ばす
- 端末情報|端末バージョンとIMEI(製造端末番号)を表示
設定画面1
設定画面2
設定画面3
NA01のスペック
型名 | NA01 |
---|---|
サイズ | 126mm x 66mm x 12.6mm |
色 | ブラック |
重さ | 148g |
画面サイズ | 2.4 inch |
解像度 | QVGA(240*320) |
タッチパネル | 対応,G+F |
チップセット | QUALCOMM QM215 |
モデムタイプ | デュアルモデム |
FDD-LTE | B1/2/3/4/5/7/8/9/12/13/17/18/19/20/25/26/28/66 |
TDD-LTE | B34/38/39/40/41(194M) |
WCDMA | B1/2/4/5/6/8/9/19 |
GSM | 850/900/1800/1900 |
最大通信速度 | DL 150Mbps;UL:50Mbps |
WLAN | 2.4G; 802.11 b/g/n |
WiFi最大同時接続台数 | 最大:10台 |
電圧&バッテリー容量 | 3500mAh(typical)/3.8V |
入力(充電) | 5V/2A |
最大稼働時間 | 12時間 |
コネクトタイプ | Type-C |
SIMスロット | 1 Nano SIM |
まとめ
以上、AiR-WiFiで新たに導入されたNA01の特徴について解説してきました。
デュアルチップセットを搭載しているという点で旧機種よりも優れており、快適に利用できるようになったと言えるでしょう。
特に、端末を起動してから通信ができるようになるまでの時間が短縮された点については、これまでクラウドSIM端末を利用してきた方にとっては、体感上「利用できるまでが速くなった」と感じる方もきっと多いはず。
検討している方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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