
インターネットが当たり前になった世の中。
日本でも海外でも同じようにインターネットができれば、旅行はもっと楽しくなる。
それを叶えてくれるのが「eSIM」。
eSIMはきっとあなたの旅をもっと素敵に輝かせてくれるでしょう。

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海外旅行でもスマホって使えるの?

日本で契約したスマホは、当然日本で発せられている電波をキャッチして通信を行うため、そのままでは海外では利用することはできません。
ただし、正しい手順を踏むことで、海外でも日本と同じように自分のスマホをつかってインターネット接続をすることができます。
海外でスマホを使う方法
- 契約しているキャリアの国際ローミング機能を使う
- 海外専用SIMカードに差し替える
- 海外専用モバイルルーターをレンタルする
- 海外専用eSIMを契約する
- 現地でフリーWi-Fiを利用する
このように、「海外でスマホを使う方法」は多岐に渡ります。
その中でおすすめなのが「海外専用eSIM」です。
海外専用eSIMなら、その場で契約できてすぐに現地でインターネットを楽しむことができます。
「その場ですぐに」「安価に」海外でのインターネット手段を手にすることができるのが、海外専用eSIMの大きなメリットと言えるでしょう。

eSIMって何?

eSIMとは、スマホなどに内蔵されている「空のSIMカード」です。
通常、スマホは通信事業者との契約情報が記録された「SIMカード」を介して通信を行います。
これを「空のSIMカードに通信事業者の情報をインストールして通信を行う」のが「eSIM」です。
物理的なSIMカードと異なりその場で契約することができるため、海外専用eSIMだけでなく、若い世代を中心乗り換えしやすいeSIMへと徐々に移行している流れもあります。

eSIMが使えるスマホは?

eSIMは、自分が使っている端末がeSIMに対応していなければ使えません。
しかし、日本で普及している「あるスマホ」であれば、多くの場合eSIMに対応しています。
それは「iPhone」です。
iPhoneは2018年に発売したiPhone XR/XS以降の機種であれば、すべてeSIMに対応しています。
また、アンドロイドに関しても2024年以降に発売したモデルの多くはeSIMに対応してきました。

eSIMって海外旅行で便利なの?

eSIM は海外旅行時に便利です。
理由はいくつかありますが、やはり「利用料金が安い」ことと「荷物が増えない」という2つのポイントが評価されています。
これまで主流となっていた海外専用モバイルルーターは、複数人で使えるメリットはあるものの、やはり荷物が増えたりレンタルや返却の手間が増えてしまうのがデメリットといえます。
その点、eSIMであれば、いつものスマホがあればいいだけ。
契約手続きも簡単で料金も安価です。

eSIMって難しい?

eSIMを使ったことがない方がeSIMを使う時は、ちょっとだけ難しく面倒に感じるかもしれません。
きっと「面倒」に感じてしまうのは、昔はeSIMの読み込み方法が「スマホが2台ないとできなかった」ためでしょう。
最新のiPhone (iOS17以降)なら、本体に保存したQRコードを読み取れるようになりました。
手順に沿ってやれば、eSIMのインストールはそれほど難しくありません。
安心してください。

eSIMと海外専用ポケット型Wi-Fiってどっちがいいの?

海外専用eSIMと海外専用ポケット型Wi-Fiのどちらがいいかという話題は、頻繁に聞きます。
端的に言うと、一人でパケット容量を気にせずにたっぷり使いたいのであればeSIMが良いですし、グループ旅行で回線をシェアしたいのであればポケット型Wi-Fiが良いかもしれません。
どちらのサービスが良いかは、旅のスタイルやあなたの考えで変わります。

eSIMと物理SIIMカードってどっちがいいの?

eSIMが登場する前は、海外旅行の際のインターネット接続方法といえば、海外専用物理SIMカードが有力な選択肢でした。
現在でもアマゾンなどで簡単に購入することができます。
しかし、eSIMとは異なり差し替える手間や接続先設定等を考えると、ちょっと通信に詳しい人向けかもしれません。
