データ通信量目安はどれくらい?ギガが大きいのはYouTube等動画コンテンツ
現代人には欠かせなくなった「インターネット通信」。
現在では、ガスや水道などのいったライフラインの一つとして捉えられる傾向にあるなど、私たちの生活にはなくてはならない存在となりました。
一般的には、データ通信量が大きいほど月額の維持費用が大きくなる傾向があります。
これは一般的な用途に限ったことではなく、法人契約の場合も同様です。
やはり、データ通信量の多さは「金銭的な側面」に直結しているため、自身や社員が一月にどれくらいのモバイルデータ通信量を必要とするかを把握するのは極めて重要と言えるでしょう。
一方で、データ通信量は利用するサービスの頻度によって大きくことなるため、どのサービスをどのくらい利用するかを把握するのも大切です。
動画視聴、SNSの利用、テキストメッセージの送受信など、様々なコンテンツがデータ消費量に影響します。
この記事では、それぞれのアクティビティがどれくらいのデータ通信量を消費するかについて解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
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サービス名 | プラン名 | 月間データ上限 | 月額料金 | サポート | 支払い方法 | 契約期間 | 端末代金 | 海外利用 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AiR-WiFi | らくらくプラン | 100GB | 3,828円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 20GB | 2,948円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 50GB | 3,278円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | 5Gホームルータープラン | 実質無制限 | 5,280円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし(無料レンタル) | × |
1ヶ月に使うスマホデータ使用量の平均は約12GB
日本における平均的なスマートフォンユーザーは、月に7GBから10GB程度のデータを消費するとされています。
総務省が発表しているデータによると、国民一人当たりが消費するデータ通信量の1ヶ月あたりの平均は、11.75GB(約12GB)となっており、一般的に言われている数値よりも若干多くなってきています。
計算過程
36,270.2 bpsの速度で1ヶ月間データ通信した場合の総データ量を計算する式は以下の通りです。
1ヶ月(30日)の総秒数: 総秒数=3600秒/時間×24時間/日×30日=2,592,000秒\text{総秒数} = 3600 \text{秒/時間} \times 24 \text{時間/日} \times 30 \text{日} = 2,592,000 \text{秒}総秒数=3600秒/時間×24時間/日×30日=2,592,000秒
期間あたりの転送される総ビット数: 総ビット数=36,270.2bps×2,592,000秒=94,018,678,400ビット\text{総ビット数} = 36,270.2 \text{bps} \times 2,592,000 \text{秒} = 94,018,678,400 \text{ビット}総ビット数=36,270.2bps×2,592,000秒=94,018,678,400ビット
総ビット数をギガバイトに変換(1バイト = 8ビット、1GB = 10910^9109 バイト): 総ギガバイト数=94,018,678,400ビット÷8ビット/バイト÷10^9バイト/GB≈11.75GB
近年では5Gの普及により、大容量通信が可能となっているため、年を追うごとにデータ通信量は増加する傾向にあると考えられます。
【用途別】月間通信量の目安
詳細は後述しますが、用途によって想定される月間の通信量目安は以下の通りです。
月間1-3GB程度の通信量上限が必要
月間1-3GB程度の通信量上限が必要だと考えられる使い方は、下記の通りです。
- 日々のやりとりはLINEやメールくらいしか使わない
- LINEやメールでの発信はあまりせず、企業からのメール受信がメイン
- ニュースサイトを1日に5ー10分程度見る
- SNSはX(旧ツイッター)くらいしか利用しない
月間10GB以上の通信量上限が必要
月間10GB程度の通信量上限が必要だと考えられる使い方は、下記の通りです。
- スマホでYouTube(標準画質)を毎日1時間程度、月間30時間程度見る(合計10GB程度)
- SNSはInstagramやTikTokの利用が多い
- 一回あたり1時間程度のWEB会議を一月に5回ほど利用する
- インターネットを使って情報収集をする機会が1日に2時間以上ある
月間50-100GB程度の通信量上限が必要
月間50-100GB程度の通信量上限が必要だと考えられる使い方は、下記の通りです。
- YouTubeなどでHD画質以上の動画を1日に2時間以上見る(月間60時間=約60GB)
- 頻回にリモートワークでのグループチャットを使ってのWEB会議がある
- リモートデスクトップ接続が多く、扱うデータ量も大きい
- ビジネスとして、YouTubeやインスタグラム、TikTokに動画をアップロードする
1GBでできることのまとめ(1日のパケット上限があるケース)
最近では、海外渡航も感染渦以前の状況に戻りつつあり、日本人観光客が海外でのインターネット接続を行う手段も多くなってきました。
- キャリアの国際ローミングプラン
- サブブランドの手続き不要プラン(ahamo)など
- 買い切りタイプの海外専用プリペイドSIM
- 海外専用eSIM
- 海外専用モバイルルーターのレンタルサービス
など
特に、これらのサービスは、「1日あたりの上限パケット」が500MBから1GB程度に設定されていることが多く、使い切ると翌日までは利用できなくなる、もしくは低速化します。
海外でパケット上限に達して困る前に、ある程度1GBでどれくらいのことができるかを把握しておくのは、極めて重要です。
1GBで利用できるデータ通信量目安
ニュースサイト閲覧(150KB/ページ) | 約6600ページ |
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メール送受信(500KB/通) | 約2000通 |
メール送受信写真添付(3MB /回) | 334通 |
LINEでのやり取り(50KB /回) | 約2万回 |
LINE音声通話 | 約55時間30分 |
LINEビデオ通話 | 約3時間15分 |
Instagram:フィード投稿の閲覧 | 約1時間10分 |
Instagram:動画やストーリーズの閲覧 | 約2時間20分 |
Instagram:インスタライブの閲覧 | 約2時間50分 |
YouTube:SD画質(360p) | 約3時間10分 |
YouTube:SD画質(480p) | 約2時間 |
YouTube:HD画質(720p) | 約54分 |
YouTube:HD画質(1080p) | 約26分 |
YouTube:4K画質 | 約7分 |
このように、Webサイトの閲覧や、LINEでの音声通話のみであれば、海外旅行先で規定パケットを使い切ってしまうことは少ないでしょう。
ただし、旅先での様子をInstagramなどのSNSに「写真」や「動画」という形でアップロードする際は、データ通信量が大きくなってしまうため注意が必要です。
特に「動画」のアップロードを1本行っただけで1日分のデータ通信量を使い切ってしまうこともあります。
旅先で動画や画像をSNSでシェアしたい方は、迷いなく「無制限プラン」にしましょう。
月々のデータ通信量の目安はどれくらい?
この「1ヶ月にだいたい12GB消費する」というのは、あくまでも平均値です。
データ通信量が各個人によって異なるのは、用途が異なるためです。
もっともデータ消費量が大きいのは、もちろん「動画コンテンツ」でしょう。
特に、4Kなどの高画質となるほど、1秒間あたりの消費データ量は大きくなります。
プラン詳細はこちら▷▷
サービス名 | プラン名 | 月間データ上限 | 月額料金 | サポート | 支払い方法 | 契約期間 | 端末代金 | 海外利用 |
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AiR-WiFi | らくらくプラン | 100GB | 3,828円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 20GB | 2,948円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 50GB | 3,278円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | 5Gホームルータープラン | 実質無制限 | 5,280円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし(無料レンタル) | × |
一方で、LINEの使用などのテキストベースでのやりとりしか使用しない場合は、月間1-2GBの消費で抑えられる方もいるでしょう。
このように、データ消費量は用途が異なるため、各個人によって差が生じるのです。
ここでは、目安として、一般的なサービスがどれくらいのデータを消費するのか紹介していきましょう。
テキストベースのコンテンツはデータ消費量が小さい
テキストメッセージやメールの送受信は、非常に少ないデータ量で済みます。
一般的に、1通のメールが消費するデータは数KB程度であり、テキストチャットも同様にごく少量です。
また、Webサイトの閲覧(ネットサーフィン)も、よほど大きい画像を読み込むサイトでない限りはそこまで大きなデータ消費量にはなりません。
1GBで利用できる目安
ニュースサイト閲覧(150KB/ページ) | 約6600ページ |
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メール送受信(500KB/通) | 約2000通 |
メール送受信写真添付(3MB /回) | 334通 |
LINEでのやり取り(50KB /回) | 約2万回 |
LINEなどのパケット通話は意外とパケットを消費しない
LINEなどのメッセンジャーアプリの音声通話やビデオ通話は、それほどデータ消費量は多くありません。
特に、これらのアプリはデータ使用量を抑えるための技術が導入されているため、長時間通話しても予想より少ないデータ量で済むことが多いです。
SNSのパケット消費量はプラットフォームによって異なる
InstagramやTikTokなどの動画コンテンツが多いSNSは、動画を再生する際に多くデータを利用するため、データの消費量が大きく異なります。
特に高解像度の動画や画像を頻繁に閲覧する場合は、通信量が急激に増加するため、特に注意が必要です。
アプリの中には動画の自動再生がオフにできるものも存在するため、不必要なデータ消費を抑える場合には、自動再生機能の見直しも合わせて行いましょう。
1GBで利用できる目安
フィード投稿の閲覧 | 約1時間10分 |
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動画やストーリーズの閲覧 | 約2時間20分 |
インスタライブの閲覧 | 約2時間50分 |
YouTubeなどの動画サービスは通信量(ギガ)の消費が大きい
YouTube、Netflixといった動画ストリーミングサービスは、データの消費量が多いものの一つです。
高画質の動画を視聴する場合、1時間あたり1GBを超えるデータを使用することも珍しくありません。
動画に関しては、画質が良くなるほど、多くの情報量を含むようになるため、低画質コンテンツと高画質コンテンツでは非常に大きな通信量の違いがあるのです。
1GBで利用できる目安
SD画質(360p) | 約3時間10分 |
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SD画質(480p) | 約2時間 |
HD画質(720p) | 約54分 |
HD画質(1080p) | 約26分 |
4K画質 | 約7分 |
参考:YouTube公式サイト「システム要件」
WEB会議ツールなどもデータ消費量が大きい
ビジネス用途で用いることが多いzoomやteamsなどのWEB会議ツール。
YouTubeなどの動画を視聴するケースであれば「ダウンロード」だけで済みますが、WEB会議の場合は自身の映像と音声を発信し続ける必要があるため、「アップロード」に対しても通信量が発生します。
WEB会議に関しては、アップロード速度が非常に重要です。
特にモバイル通信を使ってWEB会議を行う場合は、上り速度が10Mbps以上出ていることが、遅延なくスムーズにやり取りできる一つの目安だと考えています。
1時間あたりの通信量目安
zoom(1080p) | teams | |
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1対1 | 約0.8GB | 約0.7GB |
グループチャット | 約1.1GB | 約1.8GB |
グループチャット(発信) | 約1.3GB | ー |
まとめ
このようにデータ通信量は、使用するアプリケーションやコンテンツによって大きく異なります。
特に動画コンテンツの視聴はデータ消費が大きいため、データ通信量を気にせずに利用したいのであれば、キャリアの無制限プラン、定額制の光回線を接続した無線LANのWi-Fiの利用も検討すべきです。
また、月間100GB以上利用できるデータ通信専用のモバイルルーターであれば、1GBあたりのデータ単価が非常に安価となっているため、コストを抑えてインターネット通信をり要することができます。
データプランを選ぶ際には、自身の使用習慣をよく考慮し、最適な通信手段を選択するように心がけてください。