AiR-WiFiから新端末「AIR-Stick WiFi」登場|バッテリーレスで動くクラウドSIM対応のUSB接続通信端末

2025年7月28日、クラウドSIMの仕組みを採用したモバイルルーターのレンタルサービス「AiR-WiFi(エアワイファイ)」を運営する株式会社FREEDiVEは、新端末「AIR-Stick WiFi」を発表しました。

新端末は「バッテリーレス仕様」となっており、主にパソコンのUSBポート(Type-C)に接続しての利用を想定しています。
コンパクトな見た目で本体重量はわずか34gと軽く、最新の無線接続規格「Wi-Fi6」に対応しているため、高速での通信が期待できます。

また、新端末のリリースと同じタイミングでプラン設計と採用端末についての見直しも実施しました。
プラン名称 | 新料金 | 月間パケット上限 | 利用端末 |
---|---|---|---|
らくらくプラン | 3,377円 | 100GB | 新 AIR-Stick WiFi |
サクッとプラン | 3,377円 | 100GB | AIR-1(液晶付き) |
おてがるプラン | 1,958円 | 20GB | AIR-1(液晶付き) |
※費用はいずれも税込表示/らくらくプランで採用していたGlocalme U3は廃止
今回の変更としては、らくらくプラン(液晶なし・バッテリーレス端末)とサクッとプラン(液晶付き端末)の料金を統一することで、プラン名称に応じて端末種類が異なるということを明示する狙いがあると見られます。
いわゆる「ポケット型Wi-Fi」に関しては、電源を入れて無線接続するだけでどこでもインターネット接続が利用できるという簡便さから、スマホでの利用だけでなく外出先でのパソコンを用いたワークスタイルでのインターネット接続手段の定番となっています。
今回リリースされたバッテリーレス端末に関しては、パソコンから給電するためバッテリー切れを心配する必要がなく、ビジネスユースだけでなく、車載用としてや自宅でのホームルーターとして非常に重宝しそうです。
こういった「バッテリーレス端末」をレンタルしているサービスは非常に珍しく、注目が集まります。
AiR-WiFi Magazineは株式会社FREEDiVEが提供している通信サービス( AiR-WiFi,MUGEN WiFi,5G CONNECT,CLOUD AIR-PAD)を広告(PR)として紹介している箇所がございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。
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プラン詳細はこちら▷▷
サービス名 | プラン名 | 月間データ上限 | 月額料金 | サポート | 支払い方法 | 契約期間 | 端末代金 | 海外利用 |
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AiR-WiFi![]() | らくらくプラン | 100GB | 3,828円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi![]() | おてがるプラン | 20GB | 2,948円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi![]() | おてがるプラン | 50GB | 3,278円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi![]() | 5Gホームルータープラン | 実質無制限 | 5,280円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし(無料レンタル) | × |
バッテリーレスクラウドSIM端末「AIR-Stick WiFi」の活用シーン
バッテリーレスクラウドSIM端末「AIR-Stick WiFi」はさまざまなシーンでの活用が期待されます。
- 車内での利用(シガーソケット接続)
- スマートフォンのType-C端子に刺しての利用
- パソコンに接続しての利用(Type-A/Type-C対応)
- モバイルバッテリーやACアダプタなどの外部電源を利用してのスタンドアローン利用




通常のモバイルルーター端末とは異なりバッテリーが搭載されておらず、接続機器から給電するため、バッテリーが切れる心配がありません。
また、電源に繋いだままでの利用にも対応しているため、従来機のように接続したままの利用でバッテリーが劣化する心配がないのも大きなメリットと言えるでしょう。
車載用としての利用やAC電源に接続して自宅でのホームルーターとしての運用だけでなく、ノートパソコンに接続することでカフェやコワーキングスペースでパソコンを使った仕事をしている方におすすめできます。
もちろん、スマートフォンに直接接続しても問題なく利用できます。
AIR-Stick WiFi製品仕様

- 【梱包内容】本体 ×1、ユーザーマニュアル ×1
- 【付属品】
- 変換アダプタ(USB Type-C→Type-A)×1
- USB Type-C to Type-Cケーブル(1m)×1 - 【製品サイズ】30 × 82 × 12mm
- 【重量】約34g
- 【充電機能】PD高速充電対応/プラグアンドプレイ対応
- 【入出力】<20V
- 【対応バンド】
- FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/9/12/13/17/18/19/20/25/26/28/66
- TDD-LTE:B34/38/39/40/41(194M)
- WCDMA:B1/2/4/5/8 - 【Wi-Fi規格】2.4GHz 802.11 b/g/n/ax(Wi-Fi 6対応)
- 【最大接続数】8
- 【暗号化方式】WPA2-PSK
- 【海外通信】対応(AiR-WiFiサービスに準ずる)
通信速度に関する注意点
AIR-Stick WiFiは、無線LANの通信規格上は「Wi-Fi6」に対応しています。
Wi-Fi 6(802.11ax)2.4GHz帯での理論値最大速度は約286Mbps(1ストリームあたり)となっていますが、あくまでも「理論値速度」となっているため、実際にこの速度で通信できるわけではありません。
実際の通信速度は 理論値の30〜50%程度が一般的です。
したがって、実効速度は 約80〜140Mbps程度と見積もるのが現実的と言われています。
加えて、接続した電波の通信混雑状況によっても通信速度は大きく変化するため、必ずしもこの速度で通信できるわけではないことについてはご了承ください。
まとめ
以上、AiR-WiFiの新端末「AIR-Stick WiFi」について紹介してきました。
こういったタイプの端末を利用したサービスでは、Amazonなどですでに登場しており、知っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、こういったタイプのサービスは、端末本体をサービス利用前に購入する必要があるため、初期導入費用が高額となりやすいです。
また、データ通信量を都度購入する必要があるため、スポット利用には向いていても継続利用には向いていないというデメリットが存在します。
その点、AiR-WiFiでは、「端末無料レンタル」となっており、月額3,377円(税込)で月間100GBもの大容量を使えるのは大きなメリットと言えるでしょう。
興味を持った方、試しに利用してみてはいかがでしょうか。