クラウドSIMで5G対応新端末「AiR-2」レビュー|通信速度やスペック詳細について
クラウドSIMもついに5Gの時代へ。
2024年8月にMugen Wi-Fiでサービス開始となった「5G対応クラウドSIM」サービス。
目を見張るような「真紅」カラーが印象的な「AiR-2」端末を採用し、これまでのクラウドSIMの常識を覆すような通信スペックとなっています。
本記事では、クラウドSIMのニュースタンダード「AiR-2」にのレビューをしていきます。
これから5G端末の契約を考えている方にとっては必見です。
ぜひ最後までご覧ください!
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この記事の要約
AiR-WiFi Magazineは株式会社FREEDiVEが提供している通信サービス( AiR-WiFi,MUGEN WiFi,5G CONNECT,CLOUD AIR-PAD)を広告(PR)として紹介している箇所がございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。
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AiR-WiFi | おてがるプラン | 20GB | 2,948円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 50GB | 3,278円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | 5Gホームルータープラン | 実質無制限 | 5,280円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし(無料レンタル) | × |
AiR-2の通信速度を比較
やはり、5G対応となったことで一番気になるのが、「通信速度」ではないでしょうか?
今回は、4G端末の「NA01」とWiMAX +5Gの「Speed Wi-Fi X12」の3機種とそれぞれ通信速度を比較してみました。
検証条件や検証端末については、下記のとおりです。
AiR-2とNA01/WiMAX +5Gとの通信速度比較
まずはアップロード速度から見ていきましょう。
AiR-2のアップロード速度平均は、NA01に次ぐ12.40Mbpsと、モバイル回線にしては非常に速い通信速度を記録しました。
また、通信速度に関しては上振れする傾向があり、最大値では40Mbpsに迫る記録も散見されるなど、非常にアップロード速度において安定してして速い傾向があると言えます。
WiMAX +5Gに関しては、やはりアップロード速度が十分でなく、クラウドSIMの通信速度平均値と比較すると、遅い結果となりました。
続いて、ダウンロード速度の比較です。
ダウンロード速度に関しても、AiR-2で非常に良好な結果が得られました。
やはり、どのモバイル回線でも共通している「混雑時間帯の速度低下」については確認されましたが、低下した状態でも20Mbpsを記録するなど、十分な速度を確保できています。
この時間帯での計測結果においては、AiR-2がWiMAX +5Gを抜き、1位という結果になりました。
最後に、AiR-2単体での通信速度計測結果を見ていきましょう。
このように、速度の振れ幅は大きかったものの、安定した高速通信が可能という結果が得られました。
AiR-2を実機画像で見る
5G対応となったクラウドSIM対応新端末「AiR-2」の実機画像を見ていきましょう。
内容物は、本体、ユーザーマニュアル、USB Type-C充電ケーブル、SIMピンです。
充電器は付属していませんので別途、用意が必要です。
USB PDに対応しているため、9V2A対応(18W出力以上)の充電アダプターであれば、高速充電が可能です。
本体はこのように光沢のある赤色をしています。
撮影方法を変えても、目の覚めるような赤色ということがわかるでしょう。
本体前面には、2.4インチのカラーディスプレイがあり、下部には電源ボタンを兼ねた物理ボタンがあります。
本体サイズは151.5mm × 68mm となっており、6インチ液晶サイズのスマートフォンとほぼ同じ大きさです。
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サービス名 | プラン名 | 月間データ上限 | 月額料金 | サポート | 支払い方法 | 契約期間 | 端末代金 | 海外利用 |
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AiR-WiFi | らくらくプラン | 100GB | 3,828円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 20GB | 2,948円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | おてがるプラン | 50GB | 3,278円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし (無料レンタル) | ○ |
AiR-WiFi | 5Gホームルータープラン | 実質無制限 | 5,280円 →最大20%オフ | 電話 メール ヘルプセンター | 請求書払い クレジットカード 口座振替 | 1年間/なし | なし(無料レンタル) | × |
重量も194gとなっており、一般的なスマホと同じくらいの重さと考えて良いでしょう。
背面はすっきりしており、管理用のIMEIが記載されたシールが貼ってあります。
SSIDやパスワードは記載されていません。
本体は14.3mmとかなり厚くなっています。
iPhone15の厚さが7.8mmということを考えると、少しレトロな印象を受ける方も中にはいらっしゃるでしょう。
本体底面には物理SIMスロット(nanoSIM)とUSB Type-Cポートが一つあります。
USBポートに関しては、充電だけでなく、USBテザリングの際も使用できますが、Windowsのみとなっているため注意が必要です。
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AiR-2とU3(4G対応端末)を比較
写真 | *1 | *2 |
---|---|---|
画面 | あり 2.4インチ | なし |
重量 | 194g | 125g |
Wi-Fiプロトコル | 2.4GHz / 5GHz Wi-Fi5対応 IEEE802.11 a/b/g/n/ac | 2.4GHz Wi-Fi4対応 IEEE802.11b/g/n |
上り速度 | 最大400Mbps | 最大50Mbps |
下り速度 | 最大2.05Gbps | 最大150Mbps |
対応 | 5G/4G/3G | 4G/3G/2G |
バッテリー容量 | 5400mAh | 3000mAh |
暗号化方式 | WPA2/WPA3 | WPA2 |
連続稼働時間 1台利用時 | 4G利用時:約25時間 | 4G利用時:12時間 |
5G利用時:約12~20時間 | ー | |
充電 | USB PD対応(最大18W) | USB PD非対応 |
対応コネクタ | Type-C | Type-C |
SIM カードスロット | 1:nanoSIM | 1:nanoSIM |
Wi-Fi接続可能台数 | 最大16台 | 最大10台 |
その他 | SSIDステルス機能搭載 |
4G専用端末である「U3」と比較した際の進化点は、赤字で示した部分です。
- 画面が搭載されたことで各種ステータスの確認が容易に
- Wi-Fi5に対応したことで理論値上の通信速度がアップ
- 理論値上の上り最大速度が約8倍、下り速度が13.6倍に進化
- バッテリー容量が1.8倍に
- WPA3暗号化方式に対応し、より強固なセキュリティを構築
- 連続通信時間が25時間へと増えた
- 急速充電対応
- 同時接続可能台数が16台へと増量
特に注目すべき点は、5G対応による高速通信が可能となった点でしょう。
モバイルルーター本体側の送受信可能な理論値速度が大幅に向上したことに加えて、モバイルルーター本体と他の機器をWi-Fi接続する際の規格も「Wi-Fi5」へ格上げされたことで、さらなる高速通信が期待できるようになりました。
また、バッテリー面においては、連続稼働時間が最大25時間と、4G対応端末と比べると約2倍となっており、1日中バッテリーが切れる心配がなくなった点は大きな進化点と言えるでしょう。
さらに、セキュリティ面では、より強固な暗号化技術である「WPA3」に対応した他、SSIDのステルス機能が搭載されたため、ビジネスシーンにおいても安心して利用できます。
やはりセキュリティ面の強化という点では、ビジネスシーンでの利用場面では大きな安心につながるでしょう。
AiR-2の特徴とメリットとは
ここからは、AiR-2のメリットについて見ていきましょう。
- 5G対応で更なる高速通信が可能に
- SSIDの秘匿化が可能でセキュリティ対策上有利
- オンライン会議にも耐えられるアップロード速度
- カバーエリアが広く屋内でもつながりやすい可能性
- 最大25時間の連続通信時間*
- パケット使用量がわかる
- ネットワーク最適化が手元で行うことができる
- USB接続での通信(USBテザリング)にも対応 *
5G対応で更なる高速通信が可能に
これまでのクラウドSIIM端末は4Gのみにしか対応しておらず、通信速度についてもWiMAX +5Gなどのと比較するとそれほど速いものではありませんでした。
しかし、今回のAiR-2からついに「5G」対応となったため、利用するエリアによってはより高速通信ができる可能性があります。
もちろん、マルチキャリア対応となっているため、より広い範囲で5G接続を利用できるでしょう。
SSIDの秘匿化が可能でセキュリティ対策上有利
AiR-2ではセキュリティ機能が向上し、SSIDの秘匿化に対応しました。
ホーム画面を右へスライド→接続状況確認→SSIDの秘匿化の項目をオンにすることで、SSID検索で他の方による検出ができなくなるのです。
特にビジネスシーンにおいては、より安心して公共の場でも利用できるようになることでしょう。
個人的には非常によい機能だと思います。
カバーエリアが広く屋内でもつながりやすい可能性
AiR-2は5Gに対応していること以前に、クラウドSIMに対応しているポケット型WiFiです。
クラウドSIMとは、クラウドサーバー上に格納されたSIMカード情報を本体にダウンロードして「仮想SIM」を構築することでインターネット接続を可能にする仕組みのことを指します。
クラウドSIMの大きなメリットは、その場所で最適な電波を自動的に選択して接続できる点です。
もちろん、屋内でも回り込みがしやすい「プラチナバンド」にも対応しているため、標準ではプラチナバンドに接続することができないモバイルルーターサービスと比較すると、屋内でつながりやすい可能性があると言えるのです。
最大25時間の連続通信時間*
AiR-2では、4G接続時であれば最大25時間の連続通信が可能です。
4G専用端末であるU3の連続通信時間は10-12時間程度となっているため、朝8時に電源を入れると、夕方前にバッテリーが切れてしまう可能性がありました。
しかし、AiR-2であれば最大25時間の連続通信が可能となっているため、1日を通してバッテリー切れの心配をする必要がなくなりました。
5G接続での連続通信時間も12-20時間となっているため、安心して利用することができるでしょう。
これだけ長い連続稼働時間を作り出しているのは、やはり分厚い本体に搭載されている大容量バッテリーのおかげでしょう。
パケット使用量がわかる
AiR-2は、2.4インチの液晶が付いているため、これまでどのくらいのデータ通信量を消費したかがリアルタイムでみることができます。
液晶のない機種では、スマホとWi-Fi接続をした状態でモバイルルーターの管理画面へアクセスしないと見れなかったことを考えると、非常に簡単にデータ通信量がわかるようになったことは大きなメリットと言えるでしょう。
データ通信量に関しては、月頭1日にリセットされる仕組みになっています。
ネットワーク最適化が手元で行うことができる
クラウドSIMは、その場所で最適な電波で通信することができますが、人混みにいる際など、稀に通信速度が遅くなってしまう可能性があります。
そういった時に「ネットワーク最適化」を行うと、現在ダウンロードして使用している仮想SIMとは別の仮想SIMに切り替えることができるため、通信速度が改善する可能性があるのです。
これまでの機種では、電源を再投入しないと切り替えができないものが多くありましたが、AiR-2ではより簡単にネットワーク最適化ができるようになったことがメリットと言えます。
USB接続での通信(USBテザリング)にも対応 *
AiR-2では、USBテザリングにも対応しました。
通常、こういったモバイルルーターを利用してインターネット接続を行う際には、モバイルルーターとスマホ・パソコンを「無線LAN」接続するのが一般的です。
しかし、無線接続では、周囲の環境や他Bluetooth機器の利用によって通信状態が不安定になる可能性があります。
それと比較すると、パソコンとモバイルルーターをUSBケーブルで接続する「USBテザリング」では、周囲の環境に左右されることなく、Wi-Fiテザリングよりも安定したインターネット接続を実現することができるのです。
テレワークをメインに利用される方であれば、非常に重宝する機能と言えるでしょう。
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AiR-2のデメリット
やはりメリットもあればデメリットも当然出てきてしまいます。
ここからは、AiR-2のデメリットについて見ていきましょう。
- 本体が大きい
- 本体が重い
- 本体色は赤色しか選ぶことができない
本体が大きい
AiR-2のデメリットとしてまず挙げられるのは、本体がやや大きいということです。
サイズとしては、iPhone SEとほとんど同じ大きさとなっていますが、厚みがiPhoneSEの倍くらいとなっているため、女性が片手で持つのは少し難しいかもしれません。
本体が重い
前述した「厚み」とリンクするデメリットですが、AiR-2はやや重いのがネックです。
4G対応端末が125gと軽量だったことを考えると、AiR-2は194gもあります。
この「厚い」「重い」のは、本体に搭載された大容量バッテリーのためだと推察しています。
やはり長時間のバッテリー駆動を実現するためには、大容量バッテリーが不可欠です。
この点は利便性とのトレードオフとなっており、仕方がない点と言えるでしょう。
本体色が赤しか選ぶことができない
AiR-2の本体色は「赤」しかラインナップされていないため、無難な「白」や「黒」を選ぶことができません。
現時点では専用保護カバーなども販売されていないため、デスクに出しておくには少々目立ってしまう可能性があります。
AiR-2の操作メニューについて
ここからはAiR-2の操作メニューについて説明していきましょう。
まず、本体全面下部の赤い丸ボタンを押すと、ロック画面が出てきます。
上にスライドするとホーム画面となり、1日から月末までに利用したデータ通信量の合計が上部に表示され、下部にはSSIDとパスワードが表示されているのがわかりますね。
続いてホーム画面を右へスライドしてみましょう。
このように、下記の項目が出現します。
- ネットワーク最適化|利用するクラウドSIMの切り替えを行う
- 接続状況確認|現在の接続状況を確認するとともに周波数帯域の切り替え・SSIDの秘匿化設定が可能
- 物理SIMカード切替|クラウドSIMと物理SIMカードの切り替えを行う
- データ節約設定|大量のデータを消費しないように制限をかける
- USBテザリング|有線でWindowsと接続する
- 設定|ディスプレイ・言語の設定とアップデート・端末情報を確認できる
それぞれの画面については、下記をご覧ください。
AiR-2のスペック
カラー | レッド |
---|---|
寸法 | 151.5mm × 68mm × 14.3mm |
画面サイズ | 2.4インチ |
重量 | 194g |
CPU | Qualcomm SM4350 |
Wi-Fiプロトコル | 2.4GHz / 5GHz IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
上り速度 | 最大400Mbps |
下り速度 | 最大2.05Gbps |
周波数バンド | 5G NR: |
n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n25/n28/n30/n38/n40/n41/n66/n71/n77/n78/n79 | |
LTE FDD: | |
B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/26/28/30/66/B71 | |
LTE TDD: | |
B34/38/39/40/41 | |
WCDMA: | |
1/2/4/5/6/8/19 | |
バッテリー容量 | 5400mAh(typical)/3.8V |
暗号化方式 | WPA2/WPA3 |
連続稼働時間 1台利用時 | 4G利用時:約25時間 |
5G利用時:約12~20時間 | |
充電 | USB PD対応(最大18W) |
対応コネクタ | Type-C |
SIM カードスロット | 1:nanoSIM |
Wi-Fi接続可能台数 | 最大16台 |
付属品 | 取扱説明書、Type-Cケーブル、SIMピン |
まとめ
以上、AiR-2について紹介してきました。
まだまだ5Gに関しては過渡期となっており、本当の意味での超高速・低遅延・同時多接続のメリットを活かせる「5G SA」の整備には時間がかかる見通しです。
各キャリア各社の整備状況についても異なるため、利用するキャリアと利用するエリアによって、5Gに対応していない地域もまだ多くなっていることでしょう。
その点、AiR-2では、マルチキャリアで且つ5G対応となっているため、より広い範囲で5G通信が利用できるという大きなメリットがあります。
セキュリティ面でもSSIDのステルス機能搭載やWPA3への対応など、ビジネスシーンでも安心して利用できるスペックを兼ね備えているため、営業やテレワークでの通信手段としては最適と言えるでしょう。
ビジネスシーンから一般的な利用シーンまでをカバーする、Mugen Wi-Fi の新端末「AiR-2」。
あなたもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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