海外旅行におすすめのeSIM5選|ポケットWiFiより安く使えるサービスの選び方

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海外旅行のインターネット環境は、今や「ポケットWiFi」よりもeSIMを選ぶ人が増えています。

受け取り・返却が不要で、スマホにプロファイルを入れるだけで使える手軽さに加え、料金も比較的安く抑えられるのが魅力です。

この記事では、海外旅行におすすめのeSIMサービスを厳選して比較し、それぞれの料金・データ容量・対応エリア・無制限プランの有無などをわかりやすく解説します。

「どのeSIMを選べば失敗しない?」「ポケットWiFiとどっちが安い?」という疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

結論:サービス別ではアジア諸国やデイパスプランではSkyeSiMが有利、広く無制限プランを提供していて比較的安価なのはWorld eSIMとなるケースが多いです。

本記事でわかること

  • 日本国内企業のおすすめeSIM
  • 海外eSIMブランドの料金やサービス比較
  • eSIMの購入から利用開始までの流れについて
  • eSIMを使用する際の疑問に対する回答

海外旅行向け 通信手段の結論

この記事の執筆・監修者
Kawamura top R

河村亮介(カワムラリョウスケ)

回線系記事監修者/WEBライター

大手公式サイトでの記事執筆経験他、回線系記事の執筆監修を手がける。利用者のニーズに沿ったサービス提案が得意。通信費用の削減・節約を進めたい。WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表。キーボードマニア。

目次(見たいところをタップ)

AiR-WiFi Magazineは株式会社FREEDiVEが提供している通信サービス( AiR-WiFi,MUGEN WiFi,5G CONNECT,CLOUD AIR-PAD)を広告(PR)として紹介している箇所がございますので、あらかじめご了承ください。この注意喚起情報は2023年10月1日施行の改正景品表示法第5条第3号の規定に準じています。

海外専用eSIMの選び方について

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Kawamura top R

正直なところ、eSIMについては各社ともに値段に大きな差はありません。
よって、比較ポイントは「値段以外の部分」になります。

海外eSIMは下記の項目に着目して選びましょう。

海外専用eSIMの選び方

  • 日本企業が運営しているか
  • 行きたい国に対応しているか
  • 無制限プランがあるか

どの国の企業が運営しているか?|サポート体制について

まず注目すべき点は「どの国の企業が運営しているか?」という部分です。

これは主にサポート体制に大きく影響してきます。

基本的にはeSIMを利用する際には、当サイトでは「日本企業が運営しているeSIM事業者」をおすすめしています。

その最大の理由は「日本語でのサポートが期待できるから」です。

海外企業の場合、不具合があって問い合わせをしても返答が英語だったり、対応が不十分だったりする可能性が考えられます。

Kawamura top R

安心をとるなら日本企業のサービスが良いでしょう。

行きたい国のプランがあるか|無制限プランがあったらラッキー

次に、「行きたい国のプランがあるか」が重要です。

対応国の多さを謳っているサービスがほとんどですが、日本人が観光目的で行く国に関してはかなり偏りがあります。

Kawamura top R

結局のところ、対応国数が少なくても自分が行きたい国をカバーしていればそれでOKです。

加えて、その国で「無制限」プランが用意されていればかなりラッキーです。

国によって通信単価が大きく異なるため、利益を考えると安易に無制限プランを提供しにくい国も実際には存在します。

Kawamura top R

その国で無制限プランをリリースできているのは、提供eSIM事業者の企業努力によるものが大きいです。

eSIMとは?メリットとデメリット

eSIMとは、通信事業者情報を保存する「SIM」が端末に埋め込まれたデジタルSIMのことです。

通常、物理SIMカードは、申し込んでから事業者が通信情報を書き込み、利用者に発送する形となります。

そのため、申し込みから利用開始までのタイムラグが発生するほか、自身で入れ替えを行わなければいけないという手間が発生してしまうというデメリットがあるのです。

その点、eSIMであれば下記のメリットがあります。

eSIMのメリット

  • その場で申し込みが完了する
  • SIMカードを差し替える手間がない
  • レンタルWi-Fiのように受取・返却の必要がない
  • レンタルWi-Fiと比較すると価格が安い

ただし、レンタルWi-Fiとは異なり、下記のようなデメリットも存在します。

eSIMのデメリット

  • eSIM対応のスマホが必要
  • eSIMの設定に慣れが必要
  • テザリングで複数人を接続した場合、スマホのバッテリー消費が激しい

とはいえ、これらのデメリットを踏まえても、これまで主流だったレンタルWi-Fiと比べると非常に大きなメリットがあることがわかるでしょう。

海外旅行でおすすめのeSIM5選

ここでは、当サイトおすすめのeSIM事業者を5社紹介します。

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SkyeSiM
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World eSIM
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airalo

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Holafly
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trifa
対応国90カ国200カ国以上200カ国以上200カ国以上195カ国以上
購入先WEBサイトWEBサイトWEBサイトWEBサイトWEBサイト
企業所在FREEDiVE
茨城県
Vision
東京都
Airalo
シンガポール
Holafly
アイルランド
trifa
東京都
無制限プランありありありありあり
SkyeSiMdataWorld eSIMairalo申し込む申し込む
各サービスの比較

SkyeSiM

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SkyeSiMは、日本人の主要渡航国を中心に90カ国に対応する格安eSIMサービスです。

提供元は茨城県にある株式会社FREEDiVEとなっており、サポート体制に関しても安心できます。

SkyeSiMの最大のメリットはアプリ不要で、QRコードを読み込むだけで簡単に海外インターネット環境が手に入るということです。

また、利用日数に関しても1日ごとに設定できる柔軟性や、データ容量が不足した際の買い増しについても簡単に行える点も魅力と言えるでしょう。

さらに、LINE友だち登録で次回旅行時に10%オフとなるクーポンを配布しており、お得感があります。

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購入から90日以内に利用すれば問題ないため、旅行前にeSIM情報を登録しておくことも可能です。

注目ポイント
  • アプリ不要
  • 1日ごとに利用日数を設定できる
  • 日本企業運営のためサポート体制についても安心できる

World eSIM

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World eSIMは、200カ国以上に対応するeSIMサービスです。

提供元は東京都にある株式会社Visionとなっており、日本企業ということもあってサポート体制に関しても安心できます。

また、株式会社Visionに関しては、グローバルWi-Fiという海外向けレンタルWi-Fiサービスも展開していることから、海外系の通信事業に対するノウハウがあることも安心材料となるでしょう。

無制限プランの提供国数も拡大しており、執筆時点では52カ国に対して提供している点も見逃せません。

「お友達紹介プログラム」を利用すると、紹介者に500円分のAmazonギフト券をプレゼントする企画も嬉しいですね。

利用価格に関しては「格安」というわけではありませんが、安心感を求めている利用者にとっては良い選択肢となるでしょう。

注目ポイント
  • 日本企業が運営
  • 海外通信ノウハウを持っている株式会社Visionが運営
  • 多くの国で無制限プランを提供

airalo

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airaloは、世界200カ国以上に対応する格安eSIMサービスです。

提供元はシンガポールに本社を持つ「AirGSM Pte. Ltd.」となっており、シンガポール、イスタンブール、トロントにも主要拠点を持っているようです。

世界中でeSIMサービスを展開しているグローバル企業と言えます。

airaloの大きな特徴は、データ通信だけでなく音声通話・テキストメッセージ付きeSIMも選択できることでしょう。

ただし、日本企業ではないため、サポート体制については日本人が求める水準に達しているかどうかは各個人の判断となります。

また、無制限プランを提供しているものの、利用日数に関しては10日単位でしか選択できないケースもあるため、注意が必要です。

利用にはアプリのインストールが必要です。

注目ポイント
  • 世界中で展開しているグローバル企業が運営
  • データ通信だけでなく音声通話・テキストメッセージ付きプランも選択可能

Holafly

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Holafly(オラフライ)は、世界256の国と地域に対してサービスを展開するeSIMサービスです。

提供元はアイルランドのダブリンに本社を構える企業であり、スペインやコロンビアにもオフィスを展開するグローバル企業となっています。

多くの国で無制限プランを安価に提供しているのが特徴で、例えばアメリカでは1日あたり990円で無制限プランを提供しているのは驚異的です。

また、1日ごとに利用日数を設定できるだけでなく、同時に複数枚のeSIMプロファイルを購入できる点も他社との差別化を図っています。

ただし、海外企業ということもあるため、日本語でのサポートに関しては不明です。

注目ポイント
  • アイルランドに本社を置くグローバル企業が運営
  • 多くの国で無制限プランを安価に提供
  • 同時に複数のeSIMプロファイルを購入できる

trifa

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trifaは、200カ国以上に対応するeSIMサービスです。

提供元は東京都にある株式会社trifaとなっており、ベンチャーキャピタルのGlobal BrainやANAホールディングスが出資する「ANA Future Frontier Fund」からの支援を受けるなど、日本のみならず国際的な展開を進めている企業となっています。

1番の特徴は、24時間365日体制で、日本人スタッフが対応するチャットサポートを実施している点でしょう。

初めての海外でのeSIM利用でも安心して利用することができます。

利用日数に関しては自身で設定することはできませんが、多くの国で無制限プランを提供しているのは魅力的です。

利用には専用アプリが必要です。

注目ポイント
  • 日本企業が運営
  • 24時間365日のチャットサポートを実施
  • 多くの国で無制限プランを提供

おすすめeSIMコンテンツの紹介

エアワファイマガジンでは、国別のおすすめeSIMコンテンツも用意しています。

下記に特に日本人から人気の渡航国のリストを用意したので、海外旅行へ行く前にぜひご覧ください!

海外旅行での通信手段4種類を比較(eSIM/ローミング/プリペイドSIM/レンタルWiFi)

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外での通信手段は、大きく分けると下記の4つが挙げられます。

海外インターネット手段

  • 海外eSIM
  • 国際ローミング
  • 海外プリペイドSIM
  • 海外専用レンタルWiFi

海外専用プリペイドSIMについては、通信速度などの観点での不安を払拭できないため、
本記事の「おすすめ候補」からは監修者の判断で除外しています。

それぞれの特徴とメリット・デメリットを見てみましょう。

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商品特徴
海外eSIM
→イチオシ
その場ですぐに契約できる
海外でも追加チャージ可能
利用料金が安い
SIMの差し替えが不要
アクティベートに工夫が必要
国際ローミングSIMの差し替えが不要
料金が高額な場合がある
別途手続きが必要
海外プリペイドSIM使い捨てのため簡単
Amazonで購入可能
比較的安価
通信速度に問題があるケースあり
届くまでに時間がかかる
自分でSIMカードを差し替える手間がある
海外専用レンタルWiFiWiFi接続するだけで利用可能
複数人でも使える
料金が高額
手続きから届くまでに時間がかかる
持っていくものが増える
返却忘れリスクあり
端末破損や紛失での賠償リスクあり
各サービスの比較

価格面で有利→eSIM
価格面で有利なのはやはりeSIMです。アクティベート方法が若干わかりにくいというデメリットはあるものの、すぐに導入できて利用料金が安価という点で、海外旅行の通信手段として人気となってきているのも頷けます。

利用面で有利→海外専用レンタルWiFi
利用面で有利なのは、海外専用レンタルWiFiです。1日あたりの価格設定や補償料金を考慮すると金額面では若干高額となりますが、電源を入れてスマホとWi-Fi接続するだけという点では、最も簡単にインターネット接続ができるといえます。また、グループでの旅行時は複数人でインターネット回線をシェアできる点もメリットと言えるでしょう。

海外でのeSIMとポケットWiFiの比較コンテンツを見る▷▷

eSIMの購入から利用までの流れについて

ここからは、eSIMの購入から利用を開始するまでの流れについて解説してきます。

そんなに難しくないので安心してください!

STEP
自分のスマホがeSIMに対応しているか確認する

まずは自分が使っているスマホがeSIMに対応しているか確認しましょう。

確認方法は、電話アプリを立ち上げて「*#06#」と入力するだけです。

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次の画面で「EID」が表示されればご自身スマホはeSIMに対応しています。

また、SIMロックが解除されているかも忘れずにご確認ください。

iPhoneXR/XS以降の機種を使っている場合、eSIMに対応しています。

STEP
eSIMを購入する

自身のスマホがeSIMに対応していることを確認したら、早速eSIMを購入しましょう。

購入は海外旅行前に行っているとスムーズです。

STEP
QRコードをスマホで読み取る

eSIMをアクティベートするためには、申し込みを行ったeSIM事業者から送られてきたQRコードを自身のスマホで読み込む必要があります。

QRコードの読み込み方法

  • QRコードを印刷してスマホで読み取る
  • QRコードを他の端末で表示させて自身のスマホで読み取る
  • QRコード画像からQRコードを読み込む(iOS17以降で対応)

詳細はこちら▷▷

アクティベートにはインターネット環境が必要です。海外で行う場合はフリーWi-Fiなどに接続してください。

STEP
海外旅行先に到着後、eSIM回線に切り替える

海外旅行先に到着したら、eSIM回線に切り替えましょう。

手順

  • 日本で使っていた回線をオフにする
  • eSIM回線をオンにする

 飛行機内では機内モードにしていることがほとんどですので、忘れずに解除してください。

STEP
帰国後、eSIMから日本で使っている回線に戻す

帰国したら、海外eSIMから日本で使っていた回線に切り替えましょう。

手順

  • eSIM回線をオフにする
  • 日本で使っていた回線をオンにする

切り替えた後はeSIM回線のプロファイルを削除してください。

返却等の何かしらの申請は一切不要です。

eSIMを利用するにあたっての注意点

eSIMを利用する前に下記の項目について注意してください。

eSIMを利用するにあたっての注意点

  • 自分のスマホがeSIMに対応しているか確認する
  • SIMロックされていないか確認する
  • eSIMの設定方法について再確認する

自分のスマホがeSIMに対応しているか確認する

eSIMはご自身のスマホが対応していないと利用できません。

ご自身のスマホがeSIMに対応しているかどうか確認するには、電話アプリで「*#06#」をダイヤルするのが最もかんたんです。

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EIDが表示されれば、そのスマホはeSIMに対応しています。

iPhone XR/XS以降の機種であれば対応しています。

SIMロックされていないか確認する

ご自身のスマホがSIMロックされている場合、eSIMだけでなく、契約したキャリア以外の通信会社のSIMカードが使えません。

2021年10月1日以降に購入したスマホであればSIMロックがかかっている可能性は極めて低いですが、それ以前にキャリアで購入したスマホを使っている場合は一度確認して方が良いでしょう。

iPhoneのSIMロック有無確認方法
  • 設定アプリ→一般をタップ
  • 一般設定の中の「情報」をタップ
  • SIMロックの項目に「SIMロックなし/SIIMロックあり」の記載を確認する
AndroidのSIMロック有無確認方法
  • 設定アプリ→一般をタップ
  • 一般設定の中の「情報」をタップ
  • SIMロックの欄を確認
  • SIMロックの項目に「SIMロックなし/SIIMロックあり」の記載を確認する

eSIMの設定方法について再確認する

eSIM契約前に、eSIMの設定方法について再度確認しましょう。

QRコードの読み込み方法

必ずインターネット環境が必要

  • QRコードを印刷してスマホで読み取る
  • QRコードを他の端末で表示させて自身のスマホで読み取る
  • QRコード画像からQRコードを読み込む(iOS17以降で対応)

QRコードのアクティベートは日本で行い、現地で有効化する方法がおすすめです。

また、一度スマホに設定したeSIM情報は他のスマホでは使い回しできませんので注意しましょう。

eSIMに関するよくある質問について

question

ここでは、eSIMを利用する際によく聞かれる質問について紹介していきます。

自分のスマホがeSIMに対応しているか簡単に確認する方法はありますか?

電話アプリで「*#06#」と入力し、EIDが表示されればeSIM対応機種です。

この確認方法は、iPhone / Androidで共通しています。

詳細に関しては下記コンテンツも合わせてご覧ください。

対応機種一覧はこちら▷▷

eSIMの設定は難しくありませんか?機械が苦手でも使えますか?

QRコードを読み込んでプロファイルを入れるだけで、慣れれば5〜10分程度で完了します。

そんなに難しくありませんのでご安心ください。

iOS17以降のiPhoneなら、画面上のQRコードを「長押し」して「eSIMを追加」を選ぶだけですので、機械が苦手な方でも非常に簡単です。

以前のようにQRコードを読み込むためにPCや別のスマホを用意する必要はなく、iPhone1台だけで数分あれば完了しますのでご安心ください。

Androidの場合は、下記コンテンツを参照すると簡単に設定できます。

海外でも日本の電話番号(SMS認証など)は使えますか?

海外でも日本の電話番号でSMSを使うこと自体は「可能な場合が多い」です。
ただし、いくつか条件と注意点があります。

  • 日本のSIM(回線)をスマホに入れたままにしておくこと
  • キャリアの「国際ローミング」が有効になっていること
  • 料金体系(受信無料/送信有料・高額など)を事前に確認しておくこと

多くのキャリアでは、SMS受信だけなら海外でも無料 or 低料金で使えることが多く、
銀行アプリや各種サービスの2段階認証SMSも受け取れるケースがほとんどです。
一方で、SMS送信や音声通話は高額になることがあるので要注意です。

eSIMでデータ通信を行う場合のおすすめ設定例は、

  • 日本の回線:データ通信オフ/通話・SMSはオン(ローミング設定も確認)
  • 海外eSIM:データ通信オン(モバイルデータはeSIM側を優先)

という構成です。

この設定なら、データ通信は安い海外eSIMで行いつつ、日本の番号でSMS認証だけ受け取るという使い方ができます。

ただし、

  • 一部サービスは「海外からのアクセス」だとSMSが届きにくい
  • キャリアや契約プランによってルールが違う

といった例外もあるため、出発前にキャリア公式サイトやサポートで「海外でのSMS利用可否・料金」を確認しておくのが安心です。

eSIM提供事業者は日本企業が安心ですか?

やはり、日本企業が提供するeSIMの方が安心感が大きいです。

1番の違いは「サポート」です。

日本企業であれば日本語でのサポートが期待できますが、海外企業の場合は基本的にはその国の母国語、もしくは翻訳ツールを用いたやりとりになる可能性が高いです。

また、サポートの質的な部分(きちんと対応してくれるか、返信があるか)についても、日本企業の方が間違いない部分が大きいと思います。

eSIMと海外WiFiの違いは何ですか?

eSIMと海外Wi-Fiの違いは下記のとおりです。

eSIM海外Wi-Fi
必要なのはeSIM搭載スマホだけ

オンラインでその場で購入できる
受取・返却不要
延滞料金なし
トータル費用が安い
利用設定が少し面倒
複数人でのシェアもOK
端末をレンタルする必要あり
端末・充電器などを持っていく必要あり
手続きはオンライン
受取は宅配や空港で行う
返却は配送か空港で
延滞料金あり
レンタル費用+補償費用等がかかる
複数人でのシェアもOK

海外でもLINEやインスタグラムなどのSNSアプリは使えますか?

インターネット接続さえできれば、世界中のどこでも日本と同じように利用することができます。

ただし、中国国内ではインターネット検閲がある関係で自由に利用できません。

中国国内で利用する場合はVPN対応プラン、もしくはご自身でVPNサービスを契約する必要があります。

インターネット接続があっても「使えない」「制限される」主なサービス例

サービス名制限される国・地域内容
Netflix中国、北朝鮮、シリア、ロシア(部分的)などサービス非提供。VPNなしではアクセス不可。
YouTube中国、北朝鮮完全ブロック。
Instagram中国、イラン完全ブロックまたは大幅制限。
Facebook中国、北朝鮮、イラン完全ブロック。
Googleサービス(Gmail、Google検索など)中国、イラン利用不可か非常に制限される。
LINE中国(公式規制)、アラブ首長国連邦(一部制限)メッセージは使えるが通話(LINE通話)が制限される場合あり。
WhatsAppアラブ首長国連邦、カタールなど音声通話(VoIP)が制限。チャットはOK。
Skype通話UAE、オマーンなど通話(VoIP)に制限。テキストチャットはOK。

QRコードを読み込むとエラーになります

QRコードを読み込む際にエラーになる原因の大半は「通信環境が不安定」もしくは「インターネットに接続されていない」ためです。

また、中国などの政府によってインターネット検閲が敷かれている国に関しては、インターネット接続をしていてもQRコードが読み込めない場合があります。

QRコードを読み込むとエラーとなる場合は、まずはインターネット環境を確認しましょう。

お使いのスマホがeSIMに対応していない場合もエラーとなるためご注意ください。

アクティベートがうまくいきません

アクティベートは通常、1分程度で完了します。

しかし、なかなかアクティベートが終わらずにうまく行かないことが稀にあります。

アクティベートがうまくいかない時の対策

  • インターネット接続環境を見直す
  • 時間をおいてもう一回トライする
  • ダウンロードしたeSIMを一度削除してもう一度試す

eSIMはどのタイミングで設定するのがおすすめですか?

おすすめのタイミングは「日本にいる時」、つまり「海外旅行へ行く前」です。

eSIMはアクティベートしているだけで、実際に有効化しない限りは使用されることはありません。

SkyeSiMを例に挙げると決済日から90日後までは任意のタイミングでスタートできます。

その状態で海外旅行先で有効化すれば、問題なく利用可能です。

海外旅行中に急に使えなくなりませんか?

利用するeSIMサービスによって異なりますが、最近のサービスでは1日のデータ通信量上限を超過すると「回線停止」とはならず、「低速化」するケースが多いです。

つまり、「急に使えなくなる可能性は少ない」けど「低速化する可能性はある」ということになります。

YouTubeや映像をともなう通話などの通信量が大きいサービスの利用はできませんが、LINEやメール、そのほかのテキストベースの送受信であれば問題なく実施可能です。

ただし、根本的な解決方法にはなりませんので、低速になった場合は翌日まで待ってデータ上限がリセットされるのを待つ、もしくは新たなeSIMプロファイルを購入して設定するなどを行った方が良いでしょう。

海外旅行時に利用できるeSIMのまとめ

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logo
SkyeSiM
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World eSIM
02436bf5ba0d2743c44d68bebae83d7b
airalo

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Holafly
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trifa
対応国90カ国200カ国以上200カ国以上200カ国以上195カ国以上
購入先WEBサイトWEBサイトWEBサイトWEBサイトWEBサイト
企業所在FREEDiVE
茨城県
Vision
東京都
Airalo
シンガポール
Holafly
アイルランド
trifa
東京都
無制限プランありありありありあり
SkyeSiMdataWorld eSIMairalo申し込む申し込む
各サービスの比較

以上、海外旅行で利用できるeSIMサービスや選び方、注意点、よくある質問について解説してきました。

素敵な海外旅行にするためにも、事前調査はしっかりしておきましょう。

Kawamura top R

良い海外旅行となることを願っています!

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この記事を書いた人

河村亮介のアバター 河村亮介 GreenEchoe Studio代表

キャリア・格安スマホに関する知識をはじめ、モバイルWi-Fiルーターや固定回線など通信関連全般に精通し大手公式メディアへの寄稿など幅広いメディアでの執筆監修を手掛ける。キーボードマニア。GreenEchoesStudio代表。
(著者プロフィールは下記リンクからご覧いただけます)

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